｢iPadOS 16.4｣と｢macOS 13.3｣でユニバーサルコントロールやHandoff関連の機能が利用出来なくなる問題が報告される ｰ ｢iOS 16.4.1｣で修正か

9To5Macによると、先週に正式リリースされた「iPadOS 16.4」と「macOS Ventura 13.3」にアップデートしたユーザーから、ユニバーサルコントロールやHandoffといった機能が利用出来なくなったとの問題が多数報告されていることが分かりました。

ユニバーサルコントロールは、Macのキーボード、マウス、トラックパッドを使って、近くにあるほかのMacやiPadを最大2台コントロールし、それらのデバイスを行き来しながらシームレスに作業出来る機能で、この機能はHandoffの技術に依存しています。

Appleのサポートフォーラムには同様の問題を報告するユーザーから多数の苦情が寄せられており、先週のアップデート前は同機能が問題なく利用出来ていたそうです。

また、一部のユーザーは、ユニバーサルクリップボードやApple WatchでMacのロックを解除する機能などのHandoff技術を利用した他の機能も利用出来なくなったことも報告しており、Handoff関連の機能が軒並みダメになっている模様。

あるユーザーによると、関係する全てのデバイスを再起動し、各デバイスの設定アプリからHandoffのオン/オフを切り替えることで一時的に問題は解決するようですが、あくまで一時的な解決に過ぎず、毎回この手順を行うのは現実的ではない為、Apple側の修正を待つしかなさそうです。

なお、Appleはまもなく「iOS 16.4.1」をリリースすると噂されていますが、このアップデートで修正されるものとみられています。