【レビュー】Intel Celeron N5095搭載のファンレスミニPC「LN5095W」をチェック

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【レビュー】Intel Celeron N5095搭載のファンレスミニPC「LN5095W」をチェック

リンクスインターナショナルが販売しているリモートワークや業務端末向けをうたう同社オリジナルミニPC「LN5095W」を提供頂いたので紹介します。

リンクスインターナショナルは、国内外のPC関連企業の販売代理店で、当ブログでもお馴染みの著名なメーカーのミニPCも販売しているものの、法人向けを中心にオリジナルのミニPCも展開しています。

今回紹介する「LN5095W」は、Intel Celeron N5095を搭載したファンレスミニPCとなっており、主な仕様は下記の通り。

本体サイズ123×123×45mm
本体重量約542g
CPUIntel® Celeron® Processor N5095
4コア/4スレッド
最大2.9GHz
GPUIntel® UHD Graphics
RAMSO-DIMM DDR4 8GB
(空きスロット×1)
ストレージM.2 2280 SATA SSD 256GB
(空きスロット無し)
ポート
(後部)
1 × DisplayPort 1.4
1 × HDMI 2.0
1 × VGA (D-Sub 15pin)
2 × 1G LAN
1 × DC-IN
ポート
(前面)
1 x 電源ボタン
4 x USB3.0
1 x microSDカードスロット
1 × オーディオ端子
1 ×ケンジントンロック
1 × マイク端子
画面出力HDMI2.0 x 1
DP1.4 x 1
VGA (D-Sub 15pin) x 1
Wi-FiWi-Fi 5
BluetoothBluetooth 4.2
OSWindows 11 Pro

搭載されているIntel Celeron N5095は4コア/4スレッドで動作周波数は最大2.9GHz。GPUはCPU内蔵のIntel UHD Graphics。RAMは8GBのDDR4 SO-DIMMで、ストレージはM.2 2280 SATA規格の256GB SSDが搭載されています。

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インターフェースとしては、前面にUSB3.0が4つ、microSDカードスロット、オーディオ/マイク端子を搭載し、背面にはDisplayPort 1.4、HDMI 2.0、VGA (D-Sub 15pin)、1Gbps LANポートが2つ搭載されています。

HDMI、DisplayPort、VGA(D-sub 15pin)による最大3画面出力が可能で、モニターがDisplayPortに対応していない場合でも付属のDP to HDMIケーブルによりHDMI接続が可能。また、今では見かけなくなったアナログRGB(D-Sub)出力端子を標準搭載していることが特徴の1つで、古いモニターでもアダプタ等必要なく利用可能です。

OSには「Windows 11 Pro」を搭載し、ライセンス形態は「OEM」となっていることを確認済みです。

目次

外観など

外観デザインはホワイトを基調とした樹脂製の筐体で、写真では分かり難いですが、マットな質感となっており、表面は滑りにくい手触り。冷却ファンを搭載した通常のミニPCであれば通気孔は側面と底面だけといった感じですが、本機はファンレス構造なので、上面にも6角形のハニカムデザインの通気孔が空けられているのが特徴。

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本体サイズは123×123×45mmで、ミニPCとしては標準的な大きさ。重さは公称値は約542gですが、実測値では559gでした。

同梱品はHDMIケーブル、ACアダプタ、VESAマウント用キットに加え、DisplayPortをHDMIに変換するアダプタも同梱されているのは珍しい。また、説明書が付属していませんが、外箱に印字されたQRコードを読み取る仕組み。

付属のACアダプタはCPUのTDPが15Wとということもあり、30W出力の小型なものが付属しています。また、ACアダプタはコンセント一体型のなのでケーブルの取り回しがし易い。

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上述した通り、前面にはUSB3.0が4つ、microSDカードスロット、オーディオ/マイク端子が搭載されています。microSDカードスロットが搭載されているのも珍しく、デジタルサイネージとして使用する場合など、動画などのファイルを取り込みし易い位置にあります。

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本体両側面は特に何もなく、通気孔のみ。

背面は、左からDisplayPort 1.4、HDMI 2.0、VGA (D-Sub 15pin)、1Gbps LANポートが2つで、USBポートやmicroSDカードスロットなど、抜き差しが多いポートは全て前面に集約し、接続時に本体を動かして背面を覗いたりといった無駄な動きをしなくても良い設計となっています。

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本体底面はこんな感じで、天板と同じくハニカムデザインの通気孔が用意されています。

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本機は内部にアクセスするのは簡単で、専用の蓋の2つのネジを外すだけ。ミニPCではゴム足を外したりと結構面倒な設計のモデルも多いですが、ゴム足の両面テープがダメになってしまうこともあるので、これは有り難い。

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内部はこんな感じで、RAMとSSDを簡単に換装・増設可能。RAMスロットは2つのうち1つ空いているので増設が可能ですが、SSDのM.2 2280スロットは1つだけなので、容量を増やすには換装する必要あり。また、搭載されているRAM・SSD共にLexar製で、RAMはDDR4-3200規格の8GBが1枚、256GB SSDはSATA 3.0規格なので換装する場合は注意が必要なのと、転送速度の理論値は約600MB/sとなります。

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パフォーマンスは??

搭載CPUが非力な上、あくまでリモートワークや業務端末向けを謳っっており、ベンチマークで性能を比較するようなモデルではないのですが、参考までに一般的なオフィス作業のパフォーマンスやSSDの性能を測定してみました。

総合的なパフォーマンスの測定には「PC Mark 10」を用いました。「PC Mark 10」はPCのアプリケーション実行における総合的なパフォーマンスを計測するベンチマークソフトで、日常的なPCでの作業やデジタルコンテンツを操作するときの性能に焦点を当てたテストが可能。

「Essentials」「Productivity」「Digital Content Creation」「Gaming」の4つのテストグループのベンチマークを測定でき、各テストのスコアと総合スコアで性能を表す仕組みで、各テストグループの詳細は下記の通り。

グループ名テスト内容目安
EssentialsPCの基本性能を測るテストグループ。アプリの起動速度やWebブラウジングに関連する処理性能、複数の参加者によるビデオ会議を想定した処理性能を測定。4,100点以上
ProductivityOffice Suiteのようなビジネスアプリの処理性能を測るテストグループ。ワープロソフトの性能や表計算ソフトの性能。4,500点以上
Digital Content Creationコンテンツ制作作業を想定したテストグループ。写真編集、動画編集、3Dグラフィックスの表示、レイトレーシングによるレンダリングの性能を測定。3,450点以上
Gamingゲームの実行に関わる性能を測るテストグループ。

結果は下記画像の通りで、想定内ですが、簡単な作業や一般的な事務作業等は問題ないものの、写真や動画の編集、ゲームは難しいといった結果に。

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SSDのパフォーマンス

次に、「CrystalDiskMark 9」を用いて、搭載ストレージのデータ転送速度を測定してみました。

搭載されている256GB SSDはSATA 3.0接続なので、転送速度の理論値(約600MB/s)通りといった結果に。HDDよりは速いものの、NVMe規格のSSDに慣れてしまっている場合は遅いと感じるかもしれません。実際、アプリの起動やフォルダを開く際にも少し待たされる感じです。

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まとめ

ここまで「LN5095W」を紹介してきましたが、本機はリモートワークや受付、テレビ会議用などといった業務端末に最適で、どちらかというと法人向けに特化したモデルとなっています。ただ、クリエイティブ系のアプリを使わない、ごく一般的なオフィス利用でも一応利用可能です。オフィス系アプリは起動時に少し待たされる場面があるものの、一度起動してしまえばその後は特に動作には不満なく利用可能。

また、VESAマウントでディスプレイの裏に取り付けられるのでオフィス用PCの省スペース化にも有効な他、microSDカードスロット標準搭載なのでデジタルサイネージなどで動画やスライドなどを表示したい場合のデータの移動も簡単です。

動作音についてはファンレスなので基本無音で、発熱はそれなりにしますが、ファンレスでも対応出来る設計になっています。

なお、価格は69,800円(税込)で、直販サイトの他、楽天市場やAmazonで購入可能です。

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