『MOFT MagSafe対応バイカラーケース』レビュー|側面を覆わないオープンデザインが特徴の「iPhone 17 Pro」用ケース

MOFTが先月末に発売した「iPhone 17」シリーズ向けの新ケース「バイカラーケース」は側面を覆わないオープンデザインが特徴のケースで、薄く、極力着けていない感を好む筆者としてはかなり気になるケースだったので、実際に購入してみました。
「バイカラーケース」は「裸感覚」を愛するミニマリストのための「iPhone 17」シリーズ向けケースで、MOFT史上もっとも薄く、もっともしなやかで、もっとも表情豊かなケースとのことで、ミニマリストでも個性を楽しみたい方にオススメとされています。
厚さは2.3㎜、重さはは約28gで(※iPhone 17 Proモデルの場合)で、側面を覆わないオープンデザインがまるでケースを着けていないかのような一体感を実現している他、強化TPU四隅や、画面・カメラを守る高さのあるエッジ、薄型化を30%実現し、軽さと耐久性を両立したモデルとなっています。
筆者が購入したのは「ミスティグレーxストーングレー」というカラーモデルで、他には「ミストブルーxサンライズオレンジ」の2色展開。下記は「iPhone 17 Pro」シリーズの各カラーモデルに装着した際に色の組み合わせがイメージし易い公式のイメージ画。

ケースは同社ケースの特徴である独自開発のヴィーガンレザー「MOVAS」とTPUとポリカーボネートの3種類の素材から構成されています。

背面の中央部分が「MOVAS」で、質感からリアカメラ周りの保護部分や全体のベース部分がポリカーボネート、各コーナーのグレーの差し色の部分がTPUと思われます。

「MOVAS」は筆者は初めて見る素材ですが、「MOVAS」は主にポリウレタン(PU)樹脂をベースとしたヴィーガンレザーで、天然皮革のような柔らかく滑らかな手触りを持ちながら、高い耐久性と耐汚染性を実現した環境配慮型の素材となっています。実際に手に触った感じはしっとりとした手触りで、適度な柔軟性がありますが、パッと見た感じは樹脂製にも見えるので、好みによるところが大きいかも。

「iPhone」に接触する部分にはマイクロファイバーが敷き詰められており、「iPhone」に傷が付かない設計となっており、厚さは2.3㎜ですが、MagSafe用のマグネットが内蔵されています。グレーのコーナー部分TPU素材で少しクッション性がありますが、エアポケットなどの衝撃吸収機構等はありません。


実際に「iPhone 17 Pro」に装着してみるとこんな感じ。「ミスティグレーxストーングレー」カラーは「iPhone 17 Pro」のシルバーモデルにマッチするカラーリングとなっています。

リアカメラ周りは全面オープンの設計ですが、カメラを下にして机などに置いてもカメラレンズが触れないようになっています。

側面は両サイドとも何もないフルオープンデザインの為、ボタン類の操作性やアクセスし易さはケース未装着時と同じ。

本体下部のポート周りですが、ポートとスピーカーに合わせて穴が開けられており、USBポート用の穴は実測値で縦が6.6㎜、横幅が13.7㎜でした。ある程度のUSBケーブルが使用可能ですが、端子部分が大きすぎるものは注意が必要。


ディスプレイ周りもケース側が少し出っ張る設計になっており、ディスプレイ面を下にして置いた場合にディスプレイが接触しないようになっています。 筆者はNIMASOの保護ガラスを貼っていますが、干渉しませんでした。

MagSafe対応なので、MagSafe対応アクセサリをそのまま利用可能です。


実際に装着して数日使った感想としては、筆者としては側面を一切覆わないことから「iPhone 17 Pro」そのものの横幅で持てるようになり、握りやすくなるかなと思っていましたが、「iPhone 17 Pro」の素材がアルミということもあり、滑り易い印象。
確かにケースの厚みがない分、横幅は細くなりますが、「MOVAS」の左右のエッジ部分が「iPhone」の側面に向かってもう少し丸みを帯びた形状になっていればもうちょっと握り易かったかもです。
全体的には気に入っていますが、少し気になったのは各素材のつなぎ目の部分で、段差はないものの、僅かに隙間がある所があります。異なる素材の性質上なかなか難しかったのかもしれませんが、継ぎ接ぎ感があり、価格も6,980円(税込)と少し高めなので、気になる人は気になるかも…。

なお、「iPhone 17 Pro」と「iPhone 17 Pro Max」にのみ対応し、現時点では公式ストアでのみ購入可能です。


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