「MacBook Pro」のOLEDディスプレイ採用やデザイン刷新、M6 Pro/M6 Max搭載のハイエンドモデルのみに限定か

BloombergのMark Gurman氏が、毎週日曜恒例のニュースレター「Power On」の最新号において、Appleが早ければ2026年後半にも投入すると言われているOLEDディスプレイ搭載「MacBook Pro」に関する最新情報を報告しています。
次期「MacBook Pro」はOLEDディスプレイの搭載により、更なる薄型化やデザインの刷新、M6チップ搭載などが噂されていますが、Mark Gurman氏によると、この大規模な刷新はM6 ProおよびM6 Maxチップを搭載したモデルのみに限定される可能性があるとのこと。
Appleは2016年10月以降は「MacBook Pro」で下記の3つのモデルを提供してきました。
- ローエンドの小型ディスプレイモデル(ローエンドチップ搭載)
- ハイエンドの小型ディスプレイモデル(ハイエンドチップ搭載)
- 大画面モデル(ハイエンドチップ搭載)
過去にもローエンドチップモデルとハイエンドチップモデルで設計に違いがあった事例があり、その1つはTouch Barの有無で、登場当時はハイエンドの13インチと15インチモデルのみに搭載されていました。
また、Appleは2020年11月にAppleシリコンへの移行を開始し、最初に発表されたモデルの1つがM1チップを搭載した「MacBook Pro 13インチ」で、ハイエンドモデルは2021年10月にM1 Pro/M1 Maxチップを搭載した「MacBook Pro 14/16インチ」が登場するまでAppleシリコンに移行しませんでした。
さらに、このM1 Pro/M1 Maxチップ搭載「MacBook Pro 14/16インチ」ではデザインが刷新されましたが、ローエンドモデルの「MacBook Pro」は古いデザインのままで、最終的に同じデザインを採用するのは2023年10月のM3チップを搭載したモデルからといったように、ローエンドモデルとハイエンドモデルではフルモデルチェンジのタイミングが異なっています。
Mark Gurman氏の予測が正しければ、AppleはM6 Pro/Max搭載モデルで大幅なデザイン刷新を行い、ベースとなるM6搭載モデルは現行のデザインを維持するものと予想され、ローエンドモデルがハイエンドモデルと同じデザインを採用するのはM7やM8チップを搭載する頃になる可能性があります。
[via Appleosophy]

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