「Windows 10」の個人向け延長セキュリティ更新(ESU)、条件付きで無料で利用可能に
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Microsoftが、2025年10月14日にサポートを終了する「Windows 10」について、個人ユーザー向けに無料で1年間サポートを延長できるようにすると発表しました。
同社は以前に「Windows 10」の拡張セキュリティ更新プログラム(ESU:Extended Security Update)を一般消費者向けにも1年間30ドルで提供することを明らかにしていましたが、今回、条件を満たした場合は無料になることが発表されました。
ESUはサポートを終了した「Windows」に対して有償でセキュリティ更新プログラムを最長3年間提供するプログラムで、「Windows 10」の場合はESUを適用することで最長で2027年10月13日までセキュリティ更新を受けられるようになり、これまで、ESUは法人のユーザーのみに提供されていましたが、「Windows 10」では初めて個人ユーザー向けにも提供されます。
個人ユーザーの場合は「Windows 10 Home」が対象で、上述した通り、1年間30ドルとなりますが、以下のいずれかの条件を満たすと無料になります。ただ、「OneDrive」の容量は無料では5GBまでなので、バックアップの容量が5GBを超える場合は有料版を契約する必要があります。
- 「Windows バックアップ」を使ってPCの設定をOneDriveにバックアップ
- Microsoft Rewardsの1000ポイントで利用権を引き換える
なお、ESUの適用は「Windows 10」に追加されるウィザードプログラムで選択出来るようになり、適用するかどうかの意思確認の提供は7月から8月中旬にかけて順次開始される予定です。
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