折りたたみ式iPhoneのヒンジなどの主要部品は液体金属を用いて製造か
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Apple関連でお馴染みのアナリストであるMing-Chi Kuo氏が、Appleが開発していると噂されている折りたたみ式iPhoneに関する最新情報を報告しています。
Appleは折りたたみ式iPhoneのデザインにおいて、耐久性の向上、画面の平坦性の向上、折り目跡の最小化に注力しており、これらの目標を達成するためにヒンジなどの主要な部品は液体金属を用いてダイカストプロセスで製造される予定とのこと。
そして、その液体金属の独占供給者であるDongguan EonTec(東莞宜安科技)は、この変化によって主な利益を享受すると予想されています。
AppleはこれまでにSIMカードピンなどの小さな部品に液体金属を利用してきましたが、折りたたみ式iPhoneでは初めて重要な機械部品に液体金属を使用することになり、Dongguan EonTecは2024年末までに液体金属製の重要なヒンジ部品である中央軸を1,000万個以上出荷する予定だそうです。
このことから、Androidスマートフォンブランドも折りたたみ式iPhoneに対抗するために液体金属をヒンジに採用することが予測され、液体金属市場は急速に成長するとみられています。
なお、最近の情報では、Appleの折りたたみ式デバイス(iPhonoeとiPad)の量産は2026年後半に開始される予定とみられています。
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