Microsoft、欧州の一部市場で「Surface Pro 11」への電源アダプタの同梱を終了 ー 今後はオプションとして提供
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Windows Centralによると、Microsoftが、欧州の一部の市場で「Surface Pro 11」への電源アダプタの同梱を終了したことが分かりました。
この変更は先月あたりに実施され始めたようで、Microsoftによると、この変更は電子廃棄物削減のためのEUの取り組みに協力するものだそうです。
EUが発行した共通充電器指令では、無線機能を搭載したスマートフォンやポータブルゲーム機器などの充電器はUSB Type-Cのみとすることを規定する他、販売に際して充電器の同梱はなしというオプションを購入者へ提供する必要があり、電子廃棄物を減らすことが期待されています。(ちなみにノートパソコンはまだ対象外)
今回の変更により、「Surface Pro 11」は本体とクイックスタートガイドのみとなったより小さく薄いパッケージで出荷することになり、パッケージが小型軽量化されたことで電子廃棄物の削減だけでなく、二酸化炭素排出量の削減にも貢献するとのこと。

ただ、USB-C充電器などを持っていないユーザーは、電源アダプタを別途購入する必要があり、90ユーロ/80ポンド(約15,000円)でオプションが用意されていますが、現在は半額で購入出来るセールが実施されています。
なお、「Surface Laptop 7」はまだこの変更が実施されていませんが、そのうち「Surface Laptop 7」も同様の措置が執られるものと予想されます。
Appleでもまだ「MacBook」シリーズでは電源アダプタを同梱していますが、まさかMicrosoftの方が先にこういった対応をするとは思っていなかったので驚きです。
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