Microsoft、「Outlook for Mac」に送信メッセージの取り消し(リコール)機能を追加へ ー ベータ版でテスト中

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Microsoft、「Outlook for Mac」に送信メッセージの取り消し(リコール)機能を追加へ ー ベータ版でテスト中

Microsoftが、「Outlook」のMac版で送信メッセージの取り消し機能(リコール)のテストを開始したことが分かりました。

「Outlook」のメッセージの取り消し機能は、送信を遅らせて指定された時間内であれば送信を取り消すといったものではなく、送信完了後でも利用可能なものの、送信者と受信者の両方が同じ組織のMicrosoft 365またはMicrosoft Exchangeのメールアカウントを持っている場合にのみ利用可能。

MicrosoftはMicrosoft 365 Insider ProgramでBetaチャネルを選択しているユーザー向けに同機能の展開を開始しており、「Version 16.94 (Build 25011325)」以降の「Outlook for Mac」で利用可能です。

利用するには、リコールしたい送信メールを右クリックし、表示されるメニューの中から「リコール」を選択することでメッセージの取り消しを要求することが可能。

Microsoft、「Outlook for Mac」に送信メッセージの取り消し(リコール)機能を追加へ ー ベータ版でテスト中

取り消しを要求すると、「メッセージのメッセージ取り消しレポート」と題するメールが届き、そのメール内のリンクから「メッセージの取り消しの状況レポート」のページにアクセス可能で、そのページにて取り消し状況が「取り消し済み」「失敗」「保留中」のどの状況にあるのかを確認可能です。

Microsoft、「Outlook for Mac」に送信メッセージの取り消し(リコール)機能を追加へ ー ベータ版でテスト中
「メッセージの取り消しの状況レポート」のページ

メッセージの取り消しに成功した場合でも既に既読となったメッセージについては「メッセージは正常にリコールされましたが、受信者によって読み取られました」と表示されるようになっています。

なお、同機能は今後のテストを経て、近い将来に一般のユーザーにも正式に展開が開始される見込み。

[via 9To5Mac

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