「iPhone 16/16 Plus」の分解動画 − 電流を流すと簡単に外れる接着剤の採用でバッテリーの取り外しが容易に

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「iPhone 16/16 Plus」の分解動画 − 電流を流すと簡単に外れる接着剤の採用でバッテリーの取り外しが容易に
▲左がiPhone 16 Plus、右がiPhone 16

iFixitが、Appleが先日に発売した「iPhone 16」と「iPhone 16 Plus」の分解動画を公開しました。

まず、「iPhone 16」と「iPhone 15」のCTスキャン画像の比較が下記画像で、ロジックボードの形状等、内部設計は見直されており、米国モデルではカメラコントロールボタンの搭載により5Gのミリ波のアンテナが1つ減っている模様。

「iPhone 16/16 Plus」の分解動画 − 電流を流すと簡単に外れる接着剤の採用でバッテリーの取り外しが容易に
▲iPhone 16とiPhone 15のCTスキャン画像

次に、「iPhone 16」と「iPhone 16 Plus」の内部構造はバッテリーや上下のスピーカーの大きさが異なっている以外はほぼ同じとなっています。(最上部の画像参照)

「iPhone 16」と「iPhone 16 Plus」の内部構造で大きな変化があったのはバッテリーの取り付け方法で、これまではバッテリーが粘着テープで固定されており、プルタブを引っ張って粘着テープを抜き取って外す仕組みでしたが、「iPhone 16」と「iPhone 16 Plus」のバッテリーは電流を流すと剥離する特殊な接着剤で取り付けられており、iFixitが実施にその方法を試す映像を見る限りでは、20Vの電流を流して5秒でバッテリーが綺麗に取り外せるようになっています。(iPhone 16 Pro/16 Pro Maxは引き続き粘着テープが採用されています)

「iPhone 16/16 Plus」の分解動画 − 電流を流すと簡単に外れる接着剤の採用でバッテリーの取り外しが容易に

なお、修理し易さを示すスコアは暫定的ではあるものの10点満点中7点で、「iPhone 15」の4点より大幅に向上しています。

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