Minisforum、AIゲーミングミニPC「AtomMan G7 Ti」を発表 ー Intel Core i9-14900HXとNVIDIA GeForce RTX 4070を搭載
Minisforumが、AIゲーミングミニPC「AtomMan G7 Ti」を発表し、予約受付を開始しています。
「AtomMan G7 Ti」は、熱心なゲーマーやクリエイターのニーズに合わせて開発された最新のAIゲーミングミニPCで、Intelの第14世代Core i9-14900HX プロセッサとAI グラフィックボードであるNVIDIA GeForce RTX 4070を搭載し、AAAゲーム、 3D CGのレンダリング、AI プロジェクトで優れたパフォーマンスを発揮出来るのが特徴。
Intelの第13世代および第14世代Coreプロセッサ(Raptor Lake)ではクラッシュ問題が話題ですが、「AtomMan G7 Ti」に搭載されている「Core i9-14900HX」はこの問題の対象外となっています。
「Intel Core i9-14900HX」は24コア(8つのパフォーマンスコアと16の効率コア)と32スレッドを備えており、最大動作周波数は5.8GHzで、36MBのL3高速キャッシュを搭載することで、卓越したパフォーマンスを実現しています。
また、「NVIDIA GeForce RTX 4070」は、先進的なAda LovelaceアーキテクチャとNVIDIA DLSS 3テクノロジーによって強化され、128ビットの8GB GDDR6メモリや4608のCUDAコアを備え、AIアクセラレーション性能とフルシーンレイトレーシングを実現し、ゲームのパフォーマンスとビジュアル品質が向上しています。
各ゲームベンチマークの平均フレームレートは以下の通り。
サイバーパンク2077 | 101.54 FPS |
Counter-Strike 2 | 200.8 FPS |
Horizon Forbidden West | 79 FPS |
GTA5 | 187 FPS |
HELLDIVERS 2 | 123 FPS |
レッド・デッド・リデンプション2 | 106.59 FPS |
RAMはDDR5 5600MHzデュアルチャネルメモリを採用し、最大96GBまで増設可能で、ストレージは2つのM.2 2280 PCle4.0 SSDスロットを備え、各2TBまで増設可能で、RAID 0およびRAID 1の設定をサポートしています。
これだけ高性能なCPUやGPUなどを搭載している為、冷却システムもそれに合わせた設計となっており、4チャネルの大口径エアダクト、デュアルファン冷却モジュール、および4400 RPMの静音ファンを備え、このシステムは最大180Wのフルパフォーマンスをサポートし、激しい使用中でもPCを冷却し、効率的に保ってくれます。
ポート類は、前面にUSB 3.2 Type A×2、SDカードスロット、3.5㎜イヤホンジャックを備え、背面にUSB4×1、HDMI 2.1×1、USB 3.2 Type A×1、RJ45 LAN×1を搭載し、ディスプレイ出力は最大8K/60Hzで2画面への出力が可能で、無線はWi-Fi7とBluetooth 5.4を搭載しています。
OSは「Windows 11」で、オフィスモードとゲームモードを切り替えたり(本体前面のボタンでも切り替え可能)、本体前面のLEDランプのライトを変更したり、各種システム設定が行える専用の「コントロールセンター」の他、独自のBIOSインターフェースが採用されています。
なお、「Intel Core i9-14900HX」を搭載した「AtomMan G7 Ti」の他に、「Core i7 14650HX」を搭載した「AtomMan G7 Ti SE」も用意されており、価格は32GB/1TB SSDを搭載したモデルで「AtomMan G7 Ti」は299,980円のところが63,000円オフの236,980円、「AtomMan G7 Ti SE」は275,980円が58,000円オフの217,980円となっています。さらに、OSライセンス無しのベアボーンキットも186,580円から用意されており、9月10日に出荷開始予定です。
コメント
コメント一覧 (1件)
4070って140wで動作するの?
4070とCPUで合わせて230w、電源ユニットは280w。
冷却システムで使う180wはどこからとるんだろう。