「Google Pixel 9」シリーズはQi2に非対応 ー 非対応の理由は”メリットなし”
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昨日、Googleは「Pixel 9」シリーズを発表しましたが、「Pixel 9」シリーズはワイヤレス充電には引き続き対応しているものの、最新のQi2規格には未対応となっています。
WPC(ワイヤレスパワーコンソーシアム)がQi2を正式に発表し、アクセサリメーカーからもQi2対応アクセサリが多数登場していますが、主要メーカーのAndroid搭載スマホでQi2をサポートしている端末はまだなく、今年4月に発表された「Galaxy S24」シリーズは非対応で、先月に発表された「Galaxy Z Flip6/Fold6」も非対応。
また、OnePlus、OPPO、vivo、realme、Nothingといったメーカーのフラッグシップモデルやミッドレンジモデルも非対応となっています。とはいえ、「Pixel 9」シリーズは流石に対応してくると予想されていただけに非対応なのは残念です。
GoogleはAndroid AuthorityのQi2非対応の理由についての問い合わせに対し、「古いQiプロトコルは市場でより容易に入手しやすく、Qi2に切り替える具体的なメリットはない」との回答を行ったようで、Android搭載スマホがなかなか対応しないところをみると、どのメーカーもこんな感じの考えなのかもしれません。
Qi2と言えば、ワイヤレス充電の速度向上(最大15W)だけでなく、AppleのMagSafeと同じくマグネットでの位置の固定による充電効率の向上やマグネットアクセサリへの対応などの利点がありますが、SpigenやPITAKAからマグネット内蔵の「Pixel 9」シリーズ向けケースが早くも販売されているので、マグネットアクセサリを利用したい方は是非どうぞ。
コメント
コメント一覧 (1件)
Pixel 9シリーズのQi2非対応は本当に残念です。
Pixel 8 ProではMagSafeケースを付けてMagSafe充電すると、発熱のせいか充電がたびたび止まってしまう問題があっただけになおさら。