米Microsoft、2024年4〜6月期の業績を発表 ー 増収増益に
本日、Microsoftが、同社2024年第4会計四半期(2024年4~6月)の業績を発表し、売上高は前年同期比15%増の647億3,000万ドル、純利益は同10%増の220億3,600万ドルとなりました。
セグメント別の売上高は下記の通りで、「Productivity and Business Processes」はOfficeとDynamics、「Intelligent Cloud」はサーバやAzure、「More Personal Computing」はWindows、ハードウェア、Xbox、検索が含まれています。
- Productivity and Business Processes:203億1,700万ドル(前年同期比11%増)
- Intelligent Cloud:285億1,500万ドル(同19%増)
- More Personal Computing:158億9,500万ドル(同14%増)
引き続き、AzureやTeamsなどのクラウドサービスを担うIntelligent Cloud部門が好調で、Azureとその他のクラウドサービスの売上高は前年同期比29%増でしたが、予想を下回る結果に。また、この29%増のうち8%はAIサービスによるものとなっています。
また、Productivity and Business Processes部門では、企業向けOffice製品およびクラウドサービスの売上高は、Office 365の売上高13%増に牽引され、12%増となり、コンシューマー向けOffice製品およびクラウドサービスの売上高は3%増で、コンシューマ向けMicrosoft 365の月間アクティブユーザー数は8,250万人に。
最後に、More Personal Computing部門では、Windows OEMは前年同期比4%増で、6月には新型Surfaceを投入したにも関わらず、デバイスの売上高は前年同期比11%減と厳しい状況が続いています。
なお、Xboxのコンテンツおよびサービスの収入は、米Activision Blizzardの買収による影響もあり、61%増となりました。
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