より薄くなった「iPad Pro (M4)」は内部構造の再設計により剛性と放熱性が向上

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より薄くなった「iPad Pro (M4)」は内部構造の再設計により剛性と放熱性が向上

先日発表された「iPad Pro (M4)」はApple史上最も薄い製品で、13インチモデルの厚さは5.1㎜となっており、薄すぎて強度が心配になりますが、Appleのハードウェエンジニアリング担当上級副社長であるジョン・ターナス氏が「iPad Pro (M4)」の強度に関する発言を行っています。

2018年に「iPad Pro」が再設計された際に折れ曲がり易いと話題になり、一部ユーザーでは届いた時点で僅かに湾曲していたと報告するユーザーもいる程でした。今回の「iPad Pro (M4)」でも同様の懸念が生まれますが、ジョン・ターナス氏はYouTuberのアルン・マイニ氏のインタビューの中でこれら懸念に言及し、「iPad Pro (M4)」はデバイスの剛性を向上させるために内部構造が再設計されていることを明らかにしています。

「iPad Pro (M4)」の内部は、新しい金属製のカバーがロジックボードの上に配置され、デバイスの中央を上から下まで走っており、中央のリブを成形しているそうです。この変更により、製品の剛性が大幅に向上したとのことで、剛性だけでなく、放熱性の向上にも貢献している模様。

なお、放熱性能に関しては、先日開催された発表イベントでは、「iPad Pro (M4)」の筐体にはグラファイトシートが追加され、Appleロゴに銅を使用することで放熱性が20%向上したと発表されています。

これら内部構造については、恐らく15日の発売から数日以内に分解動画が公開されると予想され、そこで詳細が明らかになる見込みです。

[via 9To5Mac

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