Appleの「AirPods (第4世代)」の噂まとめ ー 今年後半に発売見込み
Appleは今年後半に新型「AirPods」こと「AirPods (第4世代)」を発表・発売すると噂されていますが、MacRumorsが、その「AirPods (第4世代)」のこれまでの情報をまとめています。
その内容が下記の通り。
2つのモデル
Appleは異なる価格帯をターゲットとした2つのバージョンの「AirPods (第4世代)」を開発していると噂されており、現在販売中の「AirPods (第3世代)」と「AirPods (第2世代)」の両方を同時に置き換えることを目指している模様。
「AirPods (第4世代)」の上位モデルは、アクティブノイズキャンセリングと充電ケースにスピーカーが搭載され、紛失した際に音を鳴らすことが出来るようになり、これら機能は現在は「AirPods Pro」に限定されています。
デザインの変更
「AirPods (第4世代)」は現行の「AirPods」と「AirPods Pro」を足して2で割ったような最新のデザインを採用し、ステムが若干短くなると噂されています。フィット感は改善される見込みですが、Appleがシリコン製イヤーチップを追加するのかはまだ不明。
H2チップ
「AirPods (第4世代)」が「AirPods Pro (第2世代)」から引き継ぐと思われる重要な項目の1つがH2チップで、「AirPods (第3世代)」と「AirPods (第2世代)」はH1チップを搭載しています。
Appleによると、H2チップは特別に設計されたドライバやアンプと連係し、鮮明でクリアな高音と深みのある豊かな低音を極めて忠実に再現する他、コンピュテーショナルアルゴリズムを使って、格段にスマートなノイズキャンセリングを届けたり、圧倒的な3Dサウンドで包み込みこんだり、バッテリーを一段と長持ちさせることが可能となっています。
Bluetooth 5.3
「AirPods Pro (第2世代)」ではH2チップはBluetooth 5.3接続を搭載しており、現在のApple製品の多くがBluetooth 5.3を搭載している為、「AirPods (第4世代)」もBluetooth 5.3に対応する可能性が高いとみられています。
Bluetooth 5.3は接続をより高速で信頼性の高いものにするだけでなく、電力効率も向上し、バッテリー駆動時間の延長にも貢献します。
より長いバッテリー駆動時間
H2チップとBluetooth 5.3によりバッテリー駆動時間がより長くなるとみられ、「AirPods Pro」ではアクティブノイズキャンセリングを有効にした場合の音楽再生時間が前世代と比較して1時間半延長された為、「AirPods (第4世代)」のバッテリー駆動時間は5時間〜6時間半になると予想されています。
音量コントロール
「AirPods Pro」のようにタッチ式の音量調節機能が搭載される可能性があり、音量の調節はステム部分を上下にスワイプ。音楽の再生と一時停止、通話中の消音と消音解除は1回、通話の終了は2回押すことで可能。
ただ、同機能はあくまで「AirPods Pro」と「AirPods Max」といったハイエンドモデルにのみ限定し続ける可能性もあります。
「探す」機能の改善
充電ケースは「探す」ネットワークとより深く統合するために複数の改良が加えられる見込みで、U1チップと内蔵スピーカーが搭載されるものと予想されます。
U1チップにより、「探す」アプリの「正確な場所を見つける」機能を使って、充電ケースの場所をピンポイントで探すことが可能になり、内蔵スピーカーは紛失した際に音を鳴らして見つけやすくなる他、バッテリー残量が減ったりペアリングが完了すると通知音で知らせてくれます。
Apple Watch充電器との互換性
「AirPods Pro (第2世代)」のMagSafe充電ケースと同じく、「AirPods (第4世代)」の充電ケースもMagSafe充電器とQi規格の充電器に加え、Apple Watchの充電器で充電出来るようになるとみられています。
補聴器機能
来年後半に予定されているソフトウェアアップデートで「AirPods」に補聴器機能を追加し、「AirPods」を補聴器に代わる製品として使えるようにすると噂されています。
USB-Cポート
最新の「iPhone」や「AirPods Pro」と同様に「AirPods (第4世代)」の充電ケースもUSB-Cポートが搭載される見込み。
発売日
これまでの噂によると、「AirPods (第4世代)」は今年の9月か10月に発売される見込み。
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