Mozilla、新CEO就任発表の翌週に全従業員の約5％に相当する人員削減を発表

Bloombergによると、Mozillaが、全従業員の約5％に相当する60人の人員削減を行うことが分かりました。

人員削減の対象は主に製品開発部門の従業員で、既に現地時間の2月13日に従業員に通知済み。

同社は声明の中で、「成功の可能性が最も高いと思われる分野に集中するため、一部の製品分野への投資を縮小します。成長し、業界にとってより良いモデルを確立する大きなチャンスがあるFirefox Mobileのような製品に対してリソースの優先順位を見直す予定です。」

同社は先週に2020年からCEOを務めてきたミッチェル・ベイカー会長がCEOを退任し、後任として3年前に同社の取締役として参加していたローラ・チェンバース氏が就任すると発表したばかりでした。

また、同社は4年前の2020年にもコロナ禍の影響で250人の人員を削減しており、Googleの「Chrome」やAppleの「Safari」、Microsoftの「Edge」などと競合しており、近年、同社のWebブラウザ「Firefox」は市場シェアの低迷に悩まされています。