「Apple マップ」の”閉店”ミスで豪州のレストランが約120万円の損害を報告
Apple Insiderによると、Appleの地図サービス「Apple マップ」のミスによりオーストラリアのあるレストランが何千ドルもの損害を被った可能性があることが分かりました。
オーストラリアのクーンズランド州でタイ料理レストラン「Pum’s Kitchen」を経営するクリス・パイアット氏は常連客から閉店の理由を尋ねられ、パイアット氏はその質問に驚いたそうです。なぜなら同氏の店は閉店などしておらず、営業中だった為です。
そして、その質問の理由として「Apple マップ」がパイアット氏のレストランを「永久閉店」と表示していることを知らされたそうです。
営業中にも関わらず、閉店と表示されるようになった変更がいつ行われたのかは不明なものの、昨年の11月末〜12月にかけて客の行動が突然激変したことが分かっており、恐らく、その時期に変更が行われたことが予想され、パイアット氏はこのミスの影響で、約12,000豪ドル(約120万円)の大幅な業績悪化があったこと明らかにしています。
パイアット氏の夫妻はAndroid搭載スマホとWindows搭載PCを使っている為、「Apple マップ」の問題には気付かなかったそうで、Appleのカスタマーケアに電話したところAppleユーザーではないという理由で何もして貰えず、その代わりにオンラインでフィードバックを行うよう指示されたそうです。
最終的には「Apple マップ」上の自社・店舗の情報を追加およびアップデートできる「Apple Business Connect」を利用して修正出来たそうですが、この「Apple Business Connect」も「Microsoft Edge」では動かず、「Google Chrome」を使用する必要があった模様。
こういった問題の影響を受けた店舗や企業のオーナーは他にも大勢いるとみられており、今回の件もどういった経緯で閉店と記載されてしまったのかは不明ですが、企業側、ユーザー側ともにオンライン上の1つの情報だけを鵜呑みにせず、他のサイトを再確認したりする必要があることが推奨されています。
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スコット・フォーストール「プッw」