Appleの｢Vision Pro｣は既に米国に向け出荷開始済みで、在庫積み上げ中 ｰ 発売は2月中になる模様

Bloombergの著名記者であるMark Gurman氏が、Appleの空間コンピュータ「Vision Pro」の発売時期に関する最新情報を報告しています。

「Vision Pro」は、Appleの直営店への配送に向け、既に全米の倉庫に少量ずつ出荷が開始されており、Appleは2月中の発売に向けて1月末までに十分な供給量を確保出来ると考えているようです。

また、同氏は来週の火曜日（現地時間1月9日）より開幕する「CES 2024」から注目を奪う為、Appleが来週あたりに「Vision Pro」に関連した何らかの発表を行うものと予想しています。

全米のApple Storeから2〜4人の従業員が「Vision Pro」のトレーニングのために本社キャンパスに順次出張しており、従業員は「Vision Pro」の販売方法を学び、他の従業員に教えるために各店舗に戻っていくとのこと。現地時間の1月21日には米国の全店舗で全従業員を対象とした3時間のミーティングが行われる予定で、このミーティングではトレーニングが行われ、販売手順について話し合うものとみられています。

そして、その翌日以降もトレーニングが予定されており、その週の後半から翌週にかけて各店舗には新しい在庫棚が入荷し、バックヤードの設備の入れ替えが行われるようです。

なお、「Vision Pro」は当初は米国のみで発売されますが、その後、発売される国としては、英国、カナダ、中国が検討されているようです。