Apple、米国での「Apple Watch」販売停止に対応する為のソフトウェア回避策を開発中

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Apple、米国での「Apple Watch」販売停止に対応する為のソフトウェア回避策を開発中

本日、Appleが医療技術企業のMasimoとの血中酸素濃度の測定に関する特許紛争により米国での「Apple Watch Ultra 2」と「Apple Watch Series 9」の販売を一時停止すると発表しましたが、同社はその問題に対応する為、ソフトウェアの回避策を開発中であることが分かりました。

事の発端はITC(米国国際貿易委員会)が今年10月にAppleがパルスオキシメトリーとしても知られる非侵襲的血中酸素濃度測定に関するMasimoの2つの特許を侵害していると認定したことによるものですが、Appleはこの2つの特許を回避するため、ユーザーの血中酸素濃度を測定するデバイスのアルゴリズムに変更を加えるなど、「watchOS」のソフトウェア変更で十分だと考えている模様。

ただ、Masimoと係争中の特許は、血液中の酸素量を測定するために皮膚に光を照射する方法など、ほとんどがハードウェアに関するものであり、Masimo側は「Apple Watch」のハードウェアを変更する必要があるとし、ソフトウェアの修正では十分でないと述べています。

早々簡単に解決しなさそうな気がしますが、米国では現地時間12月21日よりオンラインストアでの販売が停止され、12月24日からは店頭での販売も停止されます。

[via 9To5Mac

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