【更新：正式発表】LINEヤフーで40万件超の個人情報流出か

日本経済新聞によると、LINEヤフーで40万件超の個人情報が流出した可能性があることが分かりました。

LINEヤフーのサーバーがサイバー攻撃を受け、LINEアプリの利用者情報など計40万件超の個人情報が流出した可能性があるとのことで、大株主である韓国ネット大手NAVERと一部の社員向けシステムを共通化しており、NAVERが攻撃を受けたことからLINEヤフーのサーバーも不正アクセスを受けたものとみられています。

既に10月中旬に不正アクセスを確認して対策を施しており、同社は「ユーザー情報や取引先情報を利用した二次被害の報告は受けていない」と述べています。

なお、流出した情報は、個人を特定できない範囲でのLINE利用者の年代や性別、LINEスタンプの購入履歴の情報などとのことで、LINE内でやり取りしたメッセージの内容や利用者の銀行口座、クレジットカードなどの情報流出は確認されていません。

更新：正式発表

その後、LINEヤフーが本件に関して正式にアナウンスし、11月27日時点で本件により漏えい（可能性も含む）が確認できた個人情報は、ユーザーに関する情報が302,569件（うち日本ユーザー129,894 件）で、口座情報、クレジットカード情報、LINE アプリにおけるトーク内容は含まれていないそうです。

また、不正アクセスの経路となったと推測される関係会社のシステムからは各サーバーに対するアクセスを遮断し、11月27日時点でユーザー情報や取引先情報を利用した二次被害の報告は受けていないとのこと。

・ニュースリリース（PDF）