「Google マップ」の新機能「イマーシブ ビュー」が今週より東京で利用可能に ー ナビゲーションの改良なども
Googleが、今年の「Gogole I/O」で発表していた「Google マップ」のルートのイマーシブ ビューを日本の東京で今週から利用可能になることを案内しています。
ルートのイマーシブ ビューだけでなく、複数の新機能が発表されており、詳細は下記の通り。
ルートのイマーシブ ビュー
ルートのイマーシブ ビューは、運転、徒歩、自転車など、移動のあらゆる段階をプレビューできる新しい機能で、ルートを選んでイマーシブビューのプレビューをタップするだけで、スタートからゴールまでのルートを多次元ビューで確認可能です。
詳細かつ視覚的な方向指示により、あたかもそこにいるかのようにそれぞれの曲がり角を確認できるほか、タイムスライダーを使って、シミュレーションされた交通状況や天候などの役立つ情報に基づいて、出発時刻を計画することが可能。これにより、雨の日や交通量が多い時間帯の移動を避けるといった判断も簡単に行えます。
同機能は、東京、アムステルダム、ダブリン、フィレンツェ、ロンドン、ロサンゼルス、ニューヨーク、サンフランシスコ、サンノゼ、ヴェネツィアの10都市で今週より利用可能です。
Lens in Maps
AI と拡張現実を使用し、検索バーのレンズアイコンをタップしスマートフォンのカメラを向けるだけで、近くの ATM、駅、レストラン、カフェ、店舗などの情報が表示される「Lens in Maps」の拡張版も、今週から東京、オースティン、ラスベガス、ローマ、サンパウロ、台北など、世界50 以上の都市で新たに利用可能になります。
ナビゲーションの改良
近日中に「Google マップ」のナビゲーションがより現実世界を正確に反映するようになります。
マップ全体の配色が刷新され、近くの建物が現実世界に基づいた表示になります。例えば、目的地到着前に自分のいる場所を確認する場合などに、方向を正確に把握しやすくなる他、高速道路の出口前で複数の車線変更を要する場合など、素早い判断や車輌の操作が求められる瞬間に役立つよう、車線の詳細情報の表示を改善し、より余裕を持って運転ができるようになります
このナビゲーションのアップデートは、日本、米国、カナダ、フランス、ドイツを含む12か国で今後数か月以内に提供が開始される予定。
EV充電ステーションの情報
今週より、Google 搭載の自動車の機能に基づいて、充電器と車両との互換性、利用可能な充電器の充電速度など、より役立つ充電ステーション情報が表示されるようになり、最適な充電ステーションが探しやすくなります。
この機能はAndroid と iOS で利用可能で、EV充電ステーションの情報が入手可能な世界中すべての場所で今週より提供が開始されます。