「iPhone 15 Pro」はチタン採用で約10%軽量化 ー バッテリー駆動時間の向上など改良点の詳細が明らかに
Appleが来週発表する「iPhone 15 Pro」と「iPhone 15 Pro Max」は筐体の素材がステンレススチールからチタンに変更されるとみられていますが、BloombergのMark Gurman氏が、「iPhone 15 Pro」と「iPhone 15 Pro Max」はこのチタン採用により軽量化されると報告しています。
同氏によると、「iPhone 15 Pro」はチタン採用により耐久性が向上し、「iPhone 14 Pro」に比べて約10%軽量化されるとのこと。
また、Proモデルには3nmプロセスで製造されたより高速なA17チップとより大容量のRAMが搭載され、このプロセッサによりより高速に動作するようになるが、最大の強化点はバッテリー駆動時間の改善になるそうです。
参考までに、現行の「iPhone 14 Pro」シリーズは6GBのRAMを搭載し、バッテリー駆動時間は「iPhone 14 Pro」がビデオ再生最大23時間、「iPhone 14 Pro Max」がビデオ再生最大29時間となっています。
なお、「iPhone 15」と「iPhone 15 Plus」には現行の「iPhone 14 Pro」シリーズに搭載されているA16チップが搭載されます。
カメラについては、「iPhone 15 Pro」と「iPhone 15 Pro Max」の望遠カメラと超広角カメラは画素数が増え、「iPhone 15 Pro Max」の名称は一部で「iPhone 15 Ultra」になるとの噂があったものの、引き続き、”Pro Max”の名称が採用されるようです。
さらに、「iPhone 15」シリーズの全てのモデルで新しいUWB(超広帯域無線)チップとして「U2」チップが搭載され、同チップの搭載により位置情報機能が向上し、「探す」アプリでの追跡の正確性が向上するとみられています。
「iPhone 15」シリーズの全てのモデルに搭載される改良点としては、他にもワイヤレス充電の高速化とより修理し易い設計があるそうです。
[via MacRumors]