X、なりすまし撲滅に向け新たなID認証プロセスを開発中

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X、なりすまし撲滅に向け新たなID認証プロセスを開発中

イーロン・マスク氏による買収後は何かと話題のX(旧Twitter)ですが、今度はXが新しい認証プロセスに取り組んでいることが明らかになりました。

これはリバースエンジニアのNima Owji氏によって発見されたもので、ユーザーが自撮り写真と政府発行の身分証明書のコピーをアップロードして個人を証明・認証する追加の認証機能を開発しているようです。

公開されたスクリーンショットを見ると、このプロセスを完了するには約5分かかることも説明されています。

Xはこの機能に関して、サードパーティのIDインテリジェンス企業であるAu10tix社と提携していることも確認されており、認証のために共有された情報は、XだけでなくAu10tixも見ることになり、Xは「生体認証データを含むID画像を最大30日間保管し、その情報をなりすましの防止を含む安全性とセキュリティの目的のために使用する」と細則には記されています。

Au10tix社は以前にGoogleやPayPal、Uberといった企業と提携していたことがあるようで、今回の件についてEngadgetが問い合わせたところすぐに返答はなかったそうです。

マスク氏がXを買収してすぐに有料プラン「X Premium(旧Twitter Blue)」に加入すれば青いチェックマークを付与する仕組みに変更し、なりすましが横行した経緯があり、今回の機能はなりすまし撲滅の為とみられています。

ただ、あくまで開発中の機能の為、実際に正式に導入されるのかは不明です。

[via Engadget

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