「Pixel 7」と「Pixel 7a」のTensor G2チップは僅かに異なるバージョンを搭載していることが明らかに

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「Pixel 7」と「Pixel 7a」のTensor G2チップは僅かに異なるバージョンを搭載していることが明らかに

Googleの「Pixel 7」と「Pixel 7a」は同じTensor G2チップを搭載していますが、同じTensor G2チップでも実際には少し異なるバージョンであることが分かりました。

これはリーカーのkamila氏がGoogleのコードを調査して明らかになったもので、「Pixel 7」のTensor G2チップはウェーハより大型の角形基板でパッケージを一括して製造するFOPLP(Fan-Out Panel Level Packaging) というパッケージング技術が採用されているものの、「Pixel 7a」は2018年の古いIPOP(Interposer Package on Package)というパッケージング技術を採用していることが判明しました。

FOPLPはIPOPと比較して、トランジスタ密度が高くなり、電気・熱性能の向上が期待出来るそうです。

半導体の製造過程に違いはあるものの、「Pixel 7」と「Pixel 7a」の性能差はごく僅かで、唯一、差があるのは高負荷時の本体の表面温度で、「Pixel 7」は最高43.2℃であるものの、「Pixel 7a」は最高48.3℃と少し高め。ただ、冷却構造が異なっていることから、公正な比較ではなく、実際のところ差があるのかは不明です。

[via NotebookCheck

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