「iPhone 14 Pro Max」のものとみられるGeekBenchのベンチマークスコアが明らかに

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「iPhone 14 Pro Max」のものとみられるGeekBenchのベンチマークスコアが明らかに

著名リーカーのShrimpApplePro氏が、Appleが本日発表した「iPhone 14 Pro Max」のものとみられるGeekBench 5のベンチマークデータを投稿しています。

このベンチマークデータが本物かどうかは確認出来ないものの、「iPhone 14 Pro Max」のA16 bionicチップの動作周波数は3.46GHzとなっており、RAMは5.49GBと表示されています。

SoCの仕様の比較

A16 Bionicチップは、電力効率、ディスプレイ、カメラの3つに焦点が当てられており、Appleが明らかにしている性能面の数値は、CPUの高性能コアの消費電力は20%減、GPUコアは50%多いメモリ帯域幅となっています。

  A16 Bionic A15 Bionic
CPUコア数 6コア
高性能x2+高効率x4
6コア
高性能x2+高効率x4
GPUコア数 5コア 5コア
Neural Engineコア数 16コア
毎秒17兆回の演算
16コア
毎秒15.8兆回の演算
プロセスルール 4nm 5nm
動作周波数 3.46GHz 3.23GHz
RAM 6GB
(DDR5?)
6GB
(LPDDR4X)
L1命令キャッシュ 128KB 128KB
L1データキャッシュ 64KB 64KB
L2キャッシュ 4MB 4MB
トランジスタ数 約160億個 約150億個

ベンチマークスコアの比較

ベンチマークスコアはシングルコアが1879、マルチコアが4664で、前モデルである「iPhone 13 Pro Max」のスコアはシングルコアが1707、マルチコアが4674となっています。シングルコアは動作周波数が向上していることもあり、約10%性能が向上しているものの、マルチコアはほぼ横ばいとなっています。

  シングルコア マルチコア
iPhone 14 Pro 1879 4664
iPhone 13 Pro 1707 4674

GeekBench側がまだ正式に対応していない為、実際のところどうなのかはもう少し様子を見る必要がありそうです。

また、Appleも公式サイトで「A16 Bionic」チップの旧チップとの性能差などは明らかにしておらず、今回は電力効率の向上に加え、ディスプレイやカメラといったGPU性能の向上に焦点を当てたアップグレードとなっていることから、CPU性能はあまり大きく向上していないのかもしれません。

【訂正(2022年9月10日)】
その後、この機種ID「iPhone15,3」のデバイスは「iPhone 14 Pro」ではなく「iPhone 14 Pro Max」であることが明らかになりましたので、タイトルや内容を一部訂正致しました。

Apple公式サイト
iPhone – Apple

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