「Internet Explorer」がついにサポート終了
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現地時間の6月15日(日本時間6月16日)をもってMicrosoftがWebブラウザ「Internet Explorer」のサポートを終了します。
「Internet Explorer」は1995年に「Windows 95」のリリースと共に最初のバージョンがリリースされたWebブラウザで、27年目でついにサポート終了となります。
「Windows 11」は新しいWebブラウザの「Edge」が標準のWebブラウザとなっていることから、今回サポート終了となるのは「Windows 10」と「Windows 10 IoT」の”バージョン 20H2″以降に搭載されている「Internet Explorer 11」となります。
サポート終了後は??
サポート終了後も「Internet Explorer 11」を使用し続けることは可能なものの、セキュリティ面の修正などが行われなくなり、リスクが伴う為、同社は「Edge」への移行を推奨しています。
また、今後数カ月間をかけて「Edge」に順次リダイレクトされるようになり、最終的に将来のWindowsのアップデートで恒久的に無効化される計画です。
なお、依然として「Internet Explorer」を使わざるをえない組織やユーザーに対しては「Edge」の「IEモード」の使用を推奨しており、「IEモード」に関しては2029年までサポートされる予定です。
データの移行
「Internet Explorer」から「Edge」へのデータ移行は、「Edge」のアドレスバーに「edge://settings/importData」と入力し、インポート元に「Internet Explorer」を選択して操作することで可能です。
コメント
コメント一覧 (3件)
「Internet Explorer」がついにサポート終了
この表記では、
「Internet Explorer」がこれまでサポートを実施していたが、終了となる。
と解釈されます。
しかし、「Internet Explorer」はサポート終了を実施する主語ではありません。サポート対象のソフトです。
本文では、
MicrosoftがWebブラウザ「Internet Explorer」のサポートを終了します。
とサポート終了の主語はMicrosoft、対象物は「Internet Explorer」と記述されていて、タイトルと不整合です。
ではなぜこの様な不整合になってしまっているのか?
それは、
「Internet Explorer」が
と”が”という、これが主語であることを示している助詞の使い方が不適切だからです。
タイトルで「Internet Explorer」にフォーカスしたいから表記の頭にしたいということならば、
「Internet Explorer」、ついにサポート終了
と表記すれば、本文の内容と不整合にならない記述となります。
主語が書かれていないからこの様な表記は良くないのでは?
と疑問を持たれるかもしれません。
しかし、「Internet Explorer」と書くことで、実施主体はマイクロソフトであるということは暗ではありますが明白です。
”他のニュース記事でもこの様な表記がたくさんされているじゃないか!”
はい、確かにたくさんの記事が同様の記述をしています。
なぜでしょう?
理由の一つは、インターネットが立ち上がった時代の制約をひきづっているというところです。
インターネットが立ち上がっていたこと、こういったニュース記事のタイトルには文字数制限がありました。
正確な内容でタイトルを書きたいと考えるのは記者さんの当然の行為でしたが、制限文字を超えたところは強制的に切られてしまっていました。
今回のタイトル
「Internet Explorer」がついにサポート終了
を正確な内容としたいのであれば、
「Internet Explorer」がついにサポート終了される
というものでした。
しかし、文字数制限が30文字とされていた場合だと、
「Internet Explorer」がついにサポート終了さ
となってしまい、
サポート終了さ
ってなんだ一体?
という指摘をされてしまう不都合な記述を避けるため、”さ”を取ってしまって、
「Internet Explorer」がついにサポート終了
とされていました。
当然、読者からは、こちらについても、
なんだこの表記は!
と指摘がされていましたが、
ニュースページの下の方に、
タイトルが不適切とのご指摘を頂戴することがございますが、
文字数制限によるものです。ご了承ください。
という理由づけがされ、これが浸透する様になり、指摘はされなくなっていきました。
インターネットが拡大されて、文字数制限などの制約がなくなってきたのであれば、このような制約対処は撤廃すべきところだったのですが、
これまでのタイトル表記を踏襲する。
という無意味なルールをつけてしまっているニュースサイトがたくさんあるために、正しくない表記であっても構わないという、乱暴な
状況が保持されてしまっています。
どういう思考回路だとこんな文章になるん
ひび割れガラスのおっさんを思い出してしまった
あの人はその後の方が有名みたいね。