「Studio Display」、新しいファームウェアでもWebカメラの品質は劇的に改善せず − 結局のところソフトウェアの問題ではない模様

本日、Appleが開発者向けに「Studio Display」の新しいファームウェア「Apple Studio Display Firmware Update 15.5」のベータ版をリリースし、本ベータ版ではWebカメラの品質改善が行われていることが明らかになりましたが、その後、本アップデートを適用したユーザーからWebカメラの品質はあまり変化がないことが報告されています。

James Thomson氏が、アップデート前(下記ツイート1枚目)とアップデート後(2枚目)の画像を比較したところ、ノイズはかなり減り、コントラストも向上しているものの、「iMac Pro」のカメラ(3枚目)に比べるとかなり白飛びしていることが分かります。

9To5Macでは、「Studio Display」のWebカメラの画質があまり良くない理由について解説しており、「Studio Display」のWebカメラは「iPhone」のフロントカメラにも搭載されている1,200万画素のカメラを採用していますが、「iPhone」は広角レンズなのに対し、「Studio Display」はセンターフレーム機能の為に超広角レンズを搭載しています。

また、光学ズームがないことから、センターフレームは撮影した写真をデジタルでトリミングし、フレーム内の人物を中央に表示するように処理しており、そのことから「Studio Display」で撮影した画像は鮮明さに欠ける画像となってしまうようです。

下記画像は「iPhone 13 Pro Max」の広角カメラ(画像左)と超広角カメラ(画像右)で撮影した画像で、どちらのカメラも1,200万画素のセンサーを採用しているものの、センターフレームのように超広角カメラで撮影した写真を広角カメラで撮影した写真のようにトリミングした結果、超広角カメラで撮影した写真の品質が悪くなっていることが分かります。

これを解決するには、トリミングした画像が少なくとも1,200万画素になるようにより高解像度のセンサーを搭載するか、より大きなセンサーを使ってより多くの光を取り込むしかなく、既存のハードウェアでは解決出来ない問題で、ソフトウェアアップデートでも改善出来ず、次期モデルチェンジに期待するしかないのが現状となっています。

Apple、開発者向けに「Studio Display Firmware Update 15.5」のベータ版を公開

3 COMMENTS

匿名

もうスピーカーもクソカメラもいらないからベゼル細くして値段下げろ
iMac27インチ難民も困惑してるぞ

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