M1チップ搭載「MacBook Pro/Air」でディスプレイにヒビが入る問題、米国では集団訴訟に発展する可能性が浮上

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M1チップ搭載「MacBook Pro/Air」でディスプレイにヒビが入る問題、米国では集団訴訟に発展する可能性が浮上

今年7月、M1チップを搭載した「MacBook Air」と「MacBook Pro」の両モデルでディスプレイにヒビが入るという問題が複数報告されていることをお伝えしましたが、米国ではその問題が集団訴訟に発展する可能性が出て来ました。

この問題は、M1チップを搭載した「MacBook Air」と「MacBook Pro」でディスプレイの開閉時にヒビが入るといったもので、ディスプレイの強度に疑いがかけらていますが、Appleは一部のユーザーに対し無償修理を行った事例はあるものの、多くの場合は苦情を受け付けず、何らかの異物を挟んだのではないかとの理由から有償での修理となっているのが実情です。

これを受けて、米ワシントンD.C.にある法律事務所のMigliaccio & Rathod LLPが問題の調査を開始し、被害に遭ったユーザーからの連絡を求めており、Appleに対する法的請求の可能性を調査しているそうです。Migliaccio & Rathod LLPはあくまで「可能性を調査している」としか述べていないものの、問題の影響を受けたユーザー数などを特定して評価することは集団訴訟を計画・提起する上で弁護士が最初に取る手段となっています。

なお、Migliaccio & Rathod LLPの調査によると、多くのユーザーはデバイスを閉じた状態から無理な力を加えずに開いたところヒビが入っていたと主張している他、ディスプレイの角度を調整しただけでヒビが入ったと報告する例もあるとのこと。いずれの場合も普通のユーザーであればこのような操作方法でデバイスにダメージを与えるとは考えないし、機能に支障をきたすようなヒビ割れが起きるとも思わないだろう。多くのユーザーはディスプレイ側の強度を疑問視しており、問題が発生すると600ドル以上の修理代がかかり、さらに再発しない保証もないとの見解を明らかにしています。

[via 9To5Mac

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