「Apple Music」で空間オーディオとロスレスオーディオの楽曲を配信開始
Appleが「Apple Music」において、本日より空間オーディオとロスレスオーディオの提供を開始しました。
空間オーディオは、ドルビーアトモス(Dolby Atmos)によるもので、対応楽曲にはドルビーアトモスのロゴマークが表示されるようになっており、H1チップまたはW1チップを搭載したAirPodsとBeatsのヘッドフォン、最新バージョンのiPhone、iPad、Macの内蔵スピーカーで対応楽曲が自動的に再生され、「設定」アプリの「ミュージック>ドルビーアトモス」の項目から「自動」「常にオン」「オフ」の各オプションが利用可能です。
また、対応デバイスの詳細は、iOSの最新バージョンを搭載したiPhone 7以降、iPadOSの最新バージョンを搭載した12.9インチiPad Pro(第3世代以降)、11インチiPad Pro、iPad(第6世代以降)、iPad Air(第3世代以降)、iPad mini(第5世代)、MacBook Pro(2018モデル以降)となっており、Android版Apple Musicアプリには非対応です。
次に、ロスレスオーディオはALAC(Apple Lossless Audio Codec)を採用しており、こちらも対応楽曲にはロゴが表示されるようになっており、「設定」アプリの「ミュージック>オーディオの品質」で有効化が可能です。
また、各音質ごとの3分間の楽曲の場合のデータ使用量は下記の通りで、同じく「ミュージック>オーディオの品質」の設定欄で各種通信方法時の音質を設定可能となっています。
・高効率(HE-AAC):1.5MB
・高音質(AAC 256kbps):6MB
・ロスレス(48kHz/24bit):36MB
・ハイレゾロスレス(192kHz/24bit):145MB