ハッカー集団、盗んだと主張する新型「MacBook Pro」とみられる設計図や脅迫文を削除 − 理由は不明

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ハッカー集団、盗んだと主張する新型「MacBook Pro」とみられる設計図や脅迫文を削除 − 理由は不明

(流出した資料の一部)

先日、「REvil」と呼ばれるハッカー集団が台湾Quanta Computerに侵入して未発表のApple製品などに関するデータを盗んだと主張し、QuantaやAppleに対し身代金を要求すると共に、盗んだデータの一部として新型「MacBook Pro」のものとみられる設計図を公開するといった事件が発生していましたが、MacRumorsによると、REvilがなぜか公開していたファイルや恐喝文を全て削除したことが分かりました。

REvilは、先週火曜日にQuantaの社内コンピューターにアクセスし、Appleの未発表製品に関する画像や設計図を入手することに成功したと主張し、Quantaに対し5,000万ドルの支払いを供給していました。その後、Quantaが拒否したことから、盗んだ一部のデータを公開すると共に、Appleに対して身代金を要求するといった事態に発展していました。

公開されたデータには新型「MacBook Pro」のものとみられる設計図などの技術的資料が含まれており、新型「MacBook Pro」の各種ポートの詳細が明らかになっています。

ただ、理由は不明なものの、REvilが公開していたデータや脅迫文を突如として削除した模様。REvilはAppleがお金を支払わなければ5月1日まで毎日新しいデータを公開すると脅迫していましたが、新型「MacBook Pro」とみられるデータが公開された後は一度も新しいデータは公開されておらず、同ハッカーグループがなぜファイルなどを削除したのかは分かっていません。

また、Appleもこの件に関しては沈黙を貫いており、裏で何か動きがあったのかどうかも不明です。

なお、公開された新型「MacBook Pro」とみられる資料についての詳細は下記エントリをご覧下さい。

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コメント

コメント一覧 (3件)

  • カプコンも拒否して盗まれた個人情報を公開されたんだよなあ
    プライドを取るか機密を取るか

  • 金を払った事実をも隠してほしいというApple側の要求か?500億くらい上乗せしたのかな

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