Apple Silicon搭載Mac、現時点でBoot Campや仮想化アプリで「Windows」を実行することは難しい模様
IntelベースのMacではBoot Campを利用して「Windows」をネイティブに実行可能でしたが、現在のところ、Apple独自のプロセッサApple Siliconを搭載したMacではBoot Campを利用して「Windows」を実行することは難しいことが分かりました。
The VergeがMicrosoftに確認したところ、広報担当者は「MicrosoftはARM版Windows 10のライセンスをOEMのみに提供している」と述べ、Apple Silicon搭載MacでBoot Campを利用するためにこのポリシーを変更する予定があるかどうかを質問したところ、「現時点でがこれ以上の情報は何もない」との回答だったそうです。
AppleとMicrosoftが何らかのサポートに向けて動いている可能性はゼロではないものの、現時点ではApple Silicon搭載MacでBoot Campを利用してARM版Windows 10をネイティブに実行することは難しそうです。
また、Mac上でWindowsを実行出来る仮想化アプリの「VMWare」や「Parallels」を利用する方法がありますが、こちらも現時点では「Rosetta 2」では仮想化アプリは動かせないことが分かっており、両社がApple Silicon搭載Macに対応したバージョンを開発出来るかどうか次第で、Macで「Windows」を利用することがあるユーザーにとっては少し気になる問題になりそうです。
【追記】
Parallelsは、Apple Silicon搭載Mac向けの「Parallels Desktop」の開発を進めていることが明らかになっているものの、x64 on ARMやARM on ARMになるのかなど、現時点ではどのようなものになるのかはまだ決めかねているようで、もしARM on ARMとなった場合、MicrosoftがARM版「Windows 10」のライセンスの提供範囲を拡大してくれない限りは難しそうです。
コメント
コメント一覧 (16件)
parallels使えないのはちょっと痛いなぁ
1台で両方使えるのが割ときめてだったんだけど
だよねぇ。
さらに言えば、Mac買い替えた時に、ファイルのコピーだけで新しい環境に既存のWindows環境が移行できるのがメリットだったのにね。せめてWindowsがTimeMachineみたいな機能を積んでくれれば話別だけど。
Mac終わった
VMwareだけだと社名ですので、(同社には他に著名なソフトが多数あります)VMware Fusionと記載されたほうが良いかもしれません。
それを言うならParallelsも社名なわけだが…
この手のサイトなら作る側も見る側もそのくらい補完するのが当たり前じゃない?
それでも気になるならネタ元のVergeにもコメント欄でツッコんであげて
AppleSiliconに最適化したVMWareやParallelsも当然でるでしょ。
それがどれほどのパフォーマンスにつながるかは解らないけど。
AppleからしたらWin使いたければWinマシンへどうぞ的な立場でしょ、
BootCampにしたってお客様視点というよりはIntelだから一応できますよ的なものだったろうし
そのうちARMの汎用プラットフォームが出てきてWin10も解放されるでしょう
いらねえよ
まあ、MacでWindowsを使う変り者なんてほとんどいねえから、Web制作で最終確認用に使う程度だよ
macOS信者は変な選民意識もってるやつ多いけど、いまどきOSにこだわるなんて新興宗教みたいなもんだしな。
それはWindowsしか使ったことないとか、そう言うレベルの人の意見だな。
Appleのハード・ソフトのシームレスさを体験したら他のやつはなぜこんなに苦労してるのかわからなくなるほどなのに。
> いまどきOSにこだわるなんて新興宗教みたいなもんだしな
ならばMacでWindowsを使う必要もないですよねw
最終確認用程度に使いたいから、こその手軽に動かせる仮想環境なわけで
色々意見が出てるけど、開発では、やっぱり仮想環境やBootCampは必要。時間かかると思うけど、MSがライセンスの変更をしてくることを祈る。
G3MacでRealPC(Windows95だったかな)使ってたけど、
エクセルぐらいだったかな、なんとか動いたのは。
プロセッサーの性能もプログラムの技術も上がってるだろうから、
当時より良いものできそうだし、なんとか対応してくれんかな。
えろげできなくなうのかよ