「Windows 10 20H1」は12月にRTMに到達か
Windows Centralによると、「Windows 10」向けの次期機能アップデートである「20H1」は今年12月にRTMに達する見込みであることが分かりました。
これは以前にZDNetのMary Jo Foley氏も同様のことを報告していましたが、2018年に行われたMicrosoftの社内組織の再編により、Windows開発チームの一部がAzure開発チームに異動し、Azure開発チームのアップデートのリリースサイクルが6月と12月であることから、「Windows 10」の機能アップデートのRTMの時期も6月と12月に変更された模様。
これまで「Windows 10」の機能アップデートは3月と9月にRTMに達することが目標として開発されてきました。
今回の変更により、機能アップデートを1回スキップする必要があり、その影響を受けたのが「Windows 10 November 2019 Update(19H2)」で、同アップデートは新機能を含まない累積的な更新プログラムのようなアップデートとなっています。
また、「20H1」のテストが従来よりも早く開始されたのもこのことが影響しており、既に同アップデートは8月の時点で新機能の開発は完了となっていることから、最近のプレビュービルドではバグの修正に重点が置かれています。
「20H1」は12月中旬にもRTMに達する見込みですが、アップデートの一般向けのリリースが3月と9月のサイクルから変更されるのかどうかは不明で、RTM後にInsider ProgramのSlowリングやRelease Previewリングで広範囲なテストを行い、春と秋に一般向けへリリースし続ける可能性もあるとのこと。
さらに、「20H2」の開発も内部では進められており、Insider向けには今後数週間で「20H2」ビルドの提供が開始される予定。
そして、「20H2」は2020年6月にRTMに達する見込みで、同時に「Surface Neo」などの折りたたみ式2画面デバイス向けOSの「Windows 10X」も「20H2」と並んでRTMに達するものとみられています。
コメント
コメント一覧 (4件)
Windows Centralによると、「Windows 10」向けの次期機能アップデートである「20H2」は今年12月にRTMに達する見込みであることが分かりました。
↓
20H1
全然気付かなかったので助かりました。有難う御座います!
また、開発のサイクル変わるのか…。
Surface Neoとかの影響もあるんだろうね。
あとChromium版のEdgeとか。
まぁどうなるか楽しみだね!