Apple、日本の対韓輸出規制を受け有機ELパネルのサプライヤーに中国BOEを追加か
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日本政府が2019年7月4日に韓国に対する半導体などの材料3品目の輸出規制を強化しましたが、DigiTimesによると、Appleはリスク回避の為に有機ELパネルのサプライヤーリストに中国のBOEテクノロジーを追加する可能性があることが分かりました。
日本の対韓輸出規制には、有機ELパネルなどに利用されるフッ化ポリイミドが含まれており、Appleはこの輸出規制によりSamsung Displayの有機ELパネルの生産量が減少する可能性があることを懸念して、中国のBOEテクノロジーを新たにサプライヤーに追加する可能性があるとのこと。
なお、現在の有機ELパネルの市場シェアは、中小型向けパネルはSamsung Displayが90%以上を占め、大型向けパネルはLG Displayが95%以上を占めているそうです。