次期「iPhone」シリーズに搭載される「A11」プロセッサの詳細やベンチマークスコアが明らかに??
Ice universe(@UniverseIce)という人物が、次期「iPhone」シリーズに搭載される「A11」プロセッサの動作周波数は最大3.0GHzで、「Heterogeneous Multi-Processing(異種混交構成のCPUコア)」を採用すると報告しています。
「Heterogeneous Multi-Processing」とは、高性能だが消費電力が大きなCPUコアと低消費電力のCPUコアを組み合わせ、作業負荷に応じてCPUコアを切り換える方式で、「iPhone 7」シリーズに搭載されている「A10 Fusion」プロセッサも同様の仕組みが採用されている事から、「A11」でも同様の仕組みが採用される事はほぼ確実と思われます。
また、同氏は、「A11」プロセッサの「Geekbench 4」でのベンチマークスコアとされる情報も公開しており、シングルコアが4300〜4600、マルチコアが7000〜8500になると報告しています。
参考までに、「iPhone 7」シリーズの「A10 Fusion」プロセッサのベンチマークスコアはシングルコアで3400、マルチコアで5500ほど、「iPad Pro」シリーズの「A10X Fusion」プロセッサはシングルコアで3800、マルチコアで9100ほどとなっており、両プロセッサとも動作周波数は最大2.3GHzになります。
なお、同氏はAndroid搭載端末系のリーク情報を流している人物ですが、今回の情報をどういった経緯で入手したのかは不明で、情報がどこまで正しいのか分かりませんが、歴代プロセッサの「Geekbench 4」でのベンチマークスコアの推移を見る限り、妥当な数字なのかもしれません。
シングルコア | マルチコア | |
A11(iPhone 7s/8) | 4300〜4600 | 7000〜8500 |
A10 Fusion(iPhone 7) | 3400 | 5500 |
A9(iPhone 6s) | 2300 | 4000 |
A8(iPhone 6) | 1400 | 2400 |
Apple A11 ,3.0GHz,HMP(Heterogeneous Multi-Processing)
— Ice universe (@UniverseIce) 2017年7月24日
Apple A11 Geekbench4,:4600,8500 and 4300,7000,This is two different clock frequencies, and the final result may be between the two
— Ice universe (@UniverseIce) 2017年7月27日
[Thanks! Hさん]