12インチの新型「MacBook」のフラッシュストレージはNVM Express規格を採用
この記事にはアフィリエイト広告および広告が含まれています。
以前に「OS X 10.10.3」にはPCIe SSDの新規格である「NVM Express(NVMe)」のドライバが標準で搭載されている事が分かったとお伝えしましたが、MacRumorsによると、先日発売された12インチの新型「MacBook」に搭載されているフラッシュストレージはNVM Expressに対応したドライブである事が分かりました。
「NVMe」はPCI Expressベースで高速なSSDを搭載するために策定された新しい規格(詳細は下記引用参照)で、これまでの「Mac」に搭載されているフラッシュストレージはAppleの独自規格のPCIe SSDが採用されてきましたが、早速、「NVMe」規格のフラッシュストレージを採用したようです。
NVM Expressは、SSD向けに開発されたプロトコル、および規格。現在、多くのSSDはAHCI(Advanced Host Controller Interface)で利用されているが、もともAHCIはHDD向けのインタフェースだったため、最近はSSDの高速性をフルに発揮できなくなってきた。NVM ExpressはAHCIを経由しないため、SSDの性能を引き出す高速なデータ転送が可能だ。
(引用:マイナビニュース)
ただ、Macお宝鑑定団Blogが公開した新型「MacBook」のベンチマークテスト結果によると、フラッシュストレージの速度は256GB、512GBモデルとも書き込み464.2MB/s、読み込み772.4MB/sほどで、「MacBook Air (Early 2015)」の書き込み1200MB/s、読み込み1400MB/sに比べると大幅に遅い結果となっています。