Apple、「OS X Server 4.0.3」をリリース
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本日、Appleが、「OS X Server」の最新版である「OS X Server 4.0.3」をリリースしました。
今バージョンの新機能や変更点は下記の通り。
- OS X YosemiteとiOS 8のためにアップデートされています。
- SMB3がOS X Yosemiteでファイルを共有するための新しいデフォルトプロトコルになりました。伝送中のデータを暗号化して署名することで、不正改ざんと情報傍受を防ぐのに役立ちます。
- キャッシュサーバは、NATが行われないネットワーク内のコンテンツをキャッシュするためのIPアドレス範囲の登録に対応しています。
- プロファイルマネージャは、iOS 8とOS X Yosemiteの新機能の数々に対応しています。Handoffや、OS X向けエンタープライズアプリケーションとPDF、ePub、iBooks AuthorファイルといったiOSメディアアセットのプッシュインストールなどです。
- メールサーバのインターフェイスが一新され、複数のドメイン用にEメールを設定できるようになりました。
- 会議室の住所をカレンダーサーバに保存できるため、クライアントが場所の地図と移動時間を関連付けできるようになりました。
- サーバアプリケーションと構成プロファイルを使って、Xsanのボリュームとクライアントを簡単に設定できます。
- OS X Serverがネットワーク診断テストを行い、あなたのサーバにインターネットからアクセスできるかどうかを確認できるようになりました。ネットワーク診断テストは、あなたのサーバのホスト名、サービスポート、DNS MXの記録をチェックして、接続できるかどうかを検証します。
- ファイアウォールやユーザー/グループベースのサービスへのアクセス制御を、「サーバ」パネルの「アクセス」タブで定義できるようになりました。アクセス制限は、すべてのネットワーク、ローカルネットワーク、このMac、カスタムネットワーク、特定のユーザーとグループなど、複数のレベルで適用できます。
- Xcode ServerとXcode 6の互換性。
- 進化したグラフとビジュアルデータ。
なお、既存のユーザーはMac App Storeよりアップデート可能で、新規ユーザーは2000円となっています。
価格: ¥2,000