「MacBook Pro (Early 2011)」のGPU関連の不具合、現時点でAppleはリコールを計画していない事が明らかに

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「MacBook Pro (Early 2011)」では発売後からAMD製ディスクリートGPUに関する問題が多数報告されており、筆者もユーザーから未だに問題が発生しているとの情報を先日聞いたばかりですが、Apple Insiderによると、Appleは問題がある事を正式に認めておらず、同モデルの問題を解決する為の交換プログラム(リコール)を実施する事も計画していない事が分かりました。

Apple内部の修理ネットワークに精通した人物によると、Appleの一部従業員は状況を認識しているものの、現在のところAppleには同モデルの交換プログラムを実施する計画はないそうです。

不具合発生の総数は不明なものの、あるサードパーティのサービスプロバイダによると、同問題での修理依頼が1週間に約10台ある事を明らかにしているようで、かなりの台数で発生しているものと予想されます。

また、同問題を報告するAppleサポートコミュニティのスレッドは100万回以上表示されており、更には世界最大のオンライン署名プラットフォーム”change.org”でも同問題のリコールを求めた署名の募集も開始されています。

なお、問題の原因となっているGPUはロジックボードに半田付けされている事もあり、修理となるとロジックボードの交換が必要で、保証期間外のユーザーは数万円の修理代を支払わなければならず、修理してもまた発生したとの報告もある事から何らかの対応を切望します。

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