【UPDATE】App Storeの多数のアプリがマルウェアに感染 − Appleは問題のアプリを削除
WSJやBusiness Insiderによると、AppleはApp Storeで配信されている一部のアプリがマルウェア「XcodeGhost」に感染していることが分かり、同社が感染しているアプリをApp Storeから削除している事が分かりました。
感染の原因は、認証されていない改ざんされたXcodeを開発者が利用した為で、問題の偽Xcodeは既に削除されているものの、感染アプリは数百本とも言われています。
感染アプリを使用するとユーザーの端末に関する情報が送信される可能性がある他、「iCloud」のパスワード入力を促す偽のアラートが表示されたり、ユーザーのクリップボード上の情報を読み取ったり、そこに情報を書き込んだりする可能性があるとのこと。
なお、感染したアプリの一部が下記の通りで、人気アクションパズルゲームの最新作「Angry Birds 2」や中国で大人気のメッセンジャーアプリ「WeChat」などが含まれています。
・WeChat
・Didi Chuxing
・Angry Birds 2
・NetEase
・Micro Channel
・IFlyTek input
・Railway 12306
・The Kitchen
・Card Safe
・CITIC Bank move card space
・China Unicom Mobile Office
・High German map
・Jane book
・Eyes Wide
・Lifesmart
・Mara Mara
・Medicine to force
・Himalayan
・Pocket billing
・Flush
・Quick asked the doctor
・Lazy weekend
・Microblogging camera
・Watercress reading
・CamScanner
・CamCard
・SegmentFault
・Stocks open class
・Hot stock market
・Three new board
・The driver drops
・OPlayer
・Telephone attribution assistant
・Marital bed
・Poor tour
・I called MT
・I called MT 2
・Freedom Battle
【UPDATE】
9 to 5 Macによると、「Angry Birds 2」の開発元のRovioが、「Angry Birds 2」について、影響を受けるのは中国のApp Storeからダウンロードした場合のみで、それ以外の国のApp Storeからダウンロードしているのであれば問題ないようです。