Apple、「macOS Server 5.2」をリリース
本日、Appleが、「macOS Server 5.2」をリリースしています。
今バージョンでの新機能及び変更点は下記の通り。
プロファイルマネージャ
・Apple School Managerとの統合により、管理対象Apple IDとクラス情報を取得
・iOS 10で“iMessageとFaceTime”の設定アシスタントパネルを省略
・macOS Sierraバージョン10.12でSiriの設定アシスタントパネルを省略
・“連絡先”、Exchange、およびGoogleアカウントでのオーディオ通話用のデフォルトアプリケーションを選択
・監視対象デバイスにBluetooth変更の制限を設定
・macOS Sierraバージョン10.12用にApple Music、iCloudキーチェーン同期、および“メモ”、“リマインダー”、またはLinkedInの共有の制限を設定
・新しいIKEv2認証方法のオプションを設定、あるいはVPNのアイドルタイムアウト時のIPSec接続解除を指定
・CiscoファストレーンのQuality of Service(QoS)のマーキングを制限、あるいはWi-Fiネットワークのキャプティブネットワーク検出の無効化
・Apple Watchを使ってMacをロック解除することを制限
・IPファイアウォールを構成キャッシュサーバ
・ピアレプリケーションの制御を強化SMB
・セキュリティ向上のため、SMB接続にはデフォルトで署名が必要になりました。NFS
・AESはKerberos対応のNFSでサポートされる暗号化の種類になりましたXsan 5
・macOS SierraおよびServer 5.2にはXsan 5ファイルシステムのサポートが組み込まれています。Xsan 5はQuantum StorNext 5.3ファイルシステムと互換性があります。
・Xsan 5にアップグレードする前に、Xsanの互換性に関する情報をご確認ください。
なお、「macOS Server」の価格は2,400円となっており、既存のユーザーは無料でアップデート可能です。
価格: ¥2,400