6秒動画投稿サービス「Vine」が「Divine」として復活|過去の一部動画も視聴可能

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6秒動画投稿サービス「Vine」が「Divine」として復活|過去の一部動画も視聴可能

2017年にサービスを終了した6秒動画投稿サービス「Vine」が「Divine」として復活しました。

「Vine」は2013年にサービスを開始した6秒動画投稿サービスで、サービス開始前にXの前身であるTwitterに買収され、2017年1月にTwitterの大規模な人員削減と利用者の減少によりサービスを終了した経緯があります。

6秒動画投稿サービス「Vine」が「Divine」として復活|過去の一部動画も視聴可能
Vineのロゴ

今回発表された「Divine」はTwitterの共同創業者であるJack Dorsey氏が2025年5月に設立した非営利団体「and Other Stuff」が支援しており、あくまで「Vine」の過去動画へのアクセスを提供するために開発されたサービスで、「Vine」が閉鎖する前にアーカイブされていた「Vine」の10万本以上の動画にアクセス可能です。

「Vine」の動画データはArchive Teamという団体がバックアップしており、40〜50GBの巨大なバイナリファイルで単に昔のVine動画を見たいだけのユーザーには扱いづらいものでしたが、元Twitter社員のEvan Henshaw-Plath氏が数ヶ月かけて調査し、旧Vineユーザーの情報や動画の視聴数、一部のコメントといったエンゲージメントデータまで復元することに成功しました。

全ての動画を取り出すことは出来なかったものの、約15〜20万本の動画と約6万人のクリエイターによるコンテンツを復元できたようで、著作権は依然としてクリエイターの元にある為、削除を希望する場合は申請することで削除対応もしてくれる模様。さらに本人確認を行うことで「Vine」のアカウントや投稿を取り戻すことも可能です。

また、過去動画へのアクセスだけでなく、「Vine」と同じくユーザーはプロフィールを作成し、6秒動画を投稿することも可能です。

さらに、AIを禁止しているのも特徴で、新規で投稿される動画は実際にスマートフォンで撮影されたものか検証され、AI生成が疑われるコンテンツはブロックされる仕組み。

「Divine」はまだまだバグが多いのですが、Web版はこちらからアクセス可能。また、iOS/Android向けアプリもベータテストが実施されており、現在は各アプリストアでの正式版のリリースの承認を待っている段階と案内されています。

なお、「Vine」の復活はTwitterを買収したイーロン・マスク氏も何度か示唆する発言を行っており、今年8月にも「VineをAIの形で復活させる」と述べていましたが、実現していないのが現状です。

[via TechCrunch

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