Bang & Olufsen、新型ワイヤレスイヤホン「Beo Grace」を発表|価格は18.3万円で充電ケースはワイヤレスオーディオトランスミッターとしても機能

高級オーディオブランドのBang & Olufsenが、新型ワイヤレスイヤホン「Beo Grace」を発表しました。
「Beo Grace」は、先進的なノイズキャンセリング機能を備え、洗練された軽量デザインの完全ワイヤレスイヤホンで、完全に新しい音響アーキテクチャを採用し、エンジニアによって徹底的に磨き上げられた、驚くほど忠実なサウンドを実現しており、中心には12mmのチタンドライバーを搭載し、より深みのある低音と、繊細でクリアな高音を生み出します。
アクティブノイズキャンセレーション技術は、周囲の騒音を検知しながらユーザーの耳固有の音響特性を測定し、リアルタイムでサウンドと静寂を調整してくれます。従来の最上位イヤホンと比べて、ANCの効果は4倍。さらに風ノイズを低減する機能も搭載されており、本体デザインによりマイクに届く前に風を拡散する他、通り抜けてしまった風に対しては、外部音取り込みモードのTrueTransparencyとANCアルゴリズムが自動で調整を行い、残りのノイズを最小限に抑えてくれます。
外部音取り込みモードのTrueTransparencyは、最先端の高性能マイクにより、歪みなどなくリアルかつ明瞭に周囲の音を捉え、通話音質に関しても、音楽スタジオ級のマイクが先進的なビームフォーミング技術とAIノイズリムーバルを駆使してユーザーの声にフォーカスし、背景ノイズを効果的にカットし、どんな場面でもクリアで鮮明な音声を実現します。
本体は天然アルミニウムから精密に成形され、鏡面のように磨き上げられた仕上げは、光を受けて美しく輝くデザインで、従来モデルより15%小型化され(重さは片耳6g)、4サイズの新しいオーバル型イヤーチップを採用することで、まるでオーダーメイドのようなフィット感を実現しています。

充電ケースもアルミニウムから精密に成形され、丹念に研磨されたのち、パールブラスト加工によるマット仕上げが施されており、単なる充電ケースではなく、ワイヤレスオーディオトランスミッターとしても機能し、USB-Cまたはライン入力端子を備えたデバイスに接続するだけで、低遅延のサウンドをイヤホンに瞬時にストリーミング出来ます。
バッテリー駆動時間はイヤホン単体では最大4.5時間(ANC利用時)、充電ケース併用で最大17時間(ANC利用時)となっており、5分間の充電で約2.5時間再生可能な急速充電にも対応する他、ワイヤレス充電にも対応しています。さらに、業界標準の4倍となる最大2,000回*の充電サイクルに耐えられるよう設計されたカスタム設計のバッテリー管理システムが搭載されています。
防水・防塵等級はイヤホンはIP57、充電ケースはIP54で、Bluetoothはバージョン5.3、対応コーデックはAAC、SBC、LC3(ケース経由ドングルモードのみ)。
なお、価格は183,000円(税込)となっており、米国では11月17日より出荷開始ですが、日本でも同じなのかどうかは不明です。
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