GEEKOM、AMD Ryzen AI 9 HX 370を搭載した新型フラッグシップミニPC「A9 MAX」を発売

台湾のGEEKOMが、AMD Ryzen AI 9 HX 370を搭載した新型ミニPC「A9 MAX」を発売しました。
「Ryzen AI 9 HX 370」は昨年6月に発表されたの最新世代Ryzen AI 300シリーズ(開発コード名:Strix Point)の上位モデルで、新しいZen 5アーキテクチャを採用し、通常のZen 5コアと高密度なZen 5cコアのハイブリッド構造を取り入れた他、最大50TOPSのNPUとRDNA 3.5世代のGPUを統合しています。
Zen 5コア×4コア、Zen 5cコア×8コアから構成された12コア/24スレッド構造で、最大周波数は5.1GHz、内蔵GPUコアは11.88TFLOPSの「Radeon 890M」が統合されており、NPUはAMD XDNA2 アーキテクチャを採用することで最大50TOPSの性能を発揮し、2倍の電力効率と5倍のAI性能を実現しています。
また、RAMは最大128GBのDDR5-5600 SODlMMメモリを搭載可能で、ストレージはM.2 2280 NVMe PCle Gen4x4 SSDスロットとM.2 2230 NVMe PCle Gen4x4 SSDスロットを1つずつ搭載し、各スロットとも最大4TBのSSDを搭載可能です。
インターフェースは、前面にUSB-A(USB3.2 Gen2)×4、3.5mmヘッドホンジャック×1を搭載し、背面にUSB 4 (DP1.4 Alt モード/PD給電対応)×1、HDMI2.1×2、2.5Gigabit LAN(RJ45)×2、USB-A(USB3.2 Gen2)×1、USB-A(USB2.0)×1、USB4х1、USB-A(USB2.0)×1、USB 4 (DP1.4 Alt モード)×1が搭載されており、さらに側面にSDカードスロットが搭載されています。

ディスプレイ出力は最大4画面への同時出力に対応し、無線はWi-Fi 7とBluetooth 5.4をサポートし、OSには「Windows 11 Pro」がプリインストールされています。
なお、公式サイトでの価格は32GB RAM+2TB SSD搭載モデルで169,900円のところが30,000円オフの139,900円で販売されており、Amazonでも同価格で販売中です。
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