トランプ大統領、TikTok禁止法の執行を90日間再延期

ドナルド・トランプ大統領が、「TikTok禁止法」の執行をさらに90日間延期するとホワイトハウスが発表しました。

「TikTok禁止法」は敵対する外国の勢力が管理するアプリケーションから米国人を保護する法律で、現地時間の今年1月19日に一度は発効され、米国内でのサービスも一時停止したものの、トランプ大統領が就任後に75日間の執行猶予を命じる大統領令に署名していました。

トランプ大統領は今年4月に75日間延期する大統領令に署名しており、6月19日にその期限が切れるのに合わせて今週中に新たな大統領令に署名し、さらに90日延期する予定とのこと。

ホワイトハウス報道官のキャロライン・レヴィット氏が「トランプ大統領は何度も言ってきたように、TikTokが消えてしまうことを望んでいない」「アメリカ国民がデータの安全と安心をもってTikTokを使い続けられるように、この取引（ByteDance社がTikTokの米国事業を米国企業に売却する）を完了させるべく政権が引き続き取り組む」と述べています。

［via AXIOS］