Xの青いチェックマークはEUのデジタルサービス法に違反 ー 罰金の可能性
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Xの青いチェックマーク(認証マーク)は現在は有料プランの「Xプレミアム」に加入すれば誰でも貰えるようになっていますが、欧州連合(EU)がXに対し、青いチェックマークの認証システムが違法コンテンツへの対応を義務付けるEUのデジタルサービス法(DSA)に基づく規則に違反し、ユーザーを欺くものであり、業界の慣例に反していると警告しました。
EUの執行機関である欧州委員会のブルトン委員は、「Xに関する我々の予備的見解は以下の通りだ。Xはユーザーを欺き、DSAに違反している。Xには反論する権利があるが、我々の見解が確認されれば、罰金を科し大幅な変更を要求することになる」と述べています。
欧州委員会は7カ月にわたってDSAの下で調査を続けていたようで、Xに対して消費者を不利な決定に誘導する仕組みや広告の透明性などの問題も指摘しており、最終的にDSAに違反したと認定した場合、最大でグローバル売上高の6%の制裁金を科せる罰則が定められています。
EUの何でも規制規制という姿勢は個人的にあまり好きではないですが、この件に関してはEUの言う通りであり、混乱を引き起こしているのも事実。今後、マスク氏率いるXがどう出てくるのかが気になるところです。
[via The Verge, Reuter, 日本経済新聞]
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