｢Google ドライブ｣のファイル消失問題 ｰ Googleは原因を特定し、解決策をまもなく公開予定

先日、Googleのクラウドストレージサービス「Google ドライブ」からファイルが消滅する問題が報告され、中には過去半年分のデータが消えてしまったといったユーザーがいることをお伝えしましたが、その後、Googleが問題の調査の途中経過を報告しており、問題の原因を特定し、数日以内に解決策を公開する予定であることを明らかにしました。

問題は「Google ドライブ」のデスクトップ向けアプリのバージョン84を利用するごく一部のユーザーで発生しており、まだ「Google ドライブ」に同期されていないローカルファイルの変更にのみ影響する問題であることが確認出来たそうです。

この問題は「Google ドライブ」にまだ同期されていないローカルファイルを変更した場合にのみ発生し、既に同期され、「Google ドライブ」のモバイルアプリやWeb版で表示されているファイルには影響ないとのこと。

Googleはユーザーがファイルを利用できるようにするための解決策に取り組んでおり、数日以内に解決策が利用できるようになる見込みであることを明らかにすると共に、それまでの安全措置として、先日に案内していた通り、デスクトップ版アプリでアカウントの連携を解除しないように改めて案内すると共に、アプリ側で下記のデータフォルダを削除または移動しないよう案内しています。また、PC/Macのストレージ容量に余裕がある場合はデータのコピーを作成することも推奨しています。

・Drive for desktop (v84.0.0.0 – 84.0.4.0) Sync Issue – Google