Microsoft、実験的なSurface製品ラインを縮小 ー 今後は人気モデルに注力
Microsoftは今晩に新型Surfaceを発表するイベントを開催しますが、Windows Centralによると、Microsoftが「Surface Headphones」などのよりニッチで実験的なSurface製品ラインを縮小したことが分かりました。
これは同社が今年初めに大規模な人員削減を行ったことや、今年5月にMicrosoftブランドのPC向けアクセサリをSurfaceに統合すると発表したことが影響しており、同社のデバイスポートフォリオを縮小する動きはSurfaceのハードウェアラインナップに大きく影響しているとのこと。
「Surface Headphones」は今年第2世代モデルが投入される予定だったものの、現在はキャンセルされ、他にもオールインワンPCの「Surface Studio」やAndroid搭載2画面デバイスの「Surface Duo」なども後回しにされ、どちらの製品ラインも当面の間は新モデルの投入が予定されていないそうです。
さらに、「Surface Laptop SE 2」を今春に出荷する予定だったものの、直前にキャンセルされ、11インチの「Surface Pro」が一時検討されていたものの、現在は「Surface Go 4」に引き継がれたようです。
Microsoftとしては「Surface Pro」「Surface Laptop」「Surface Laptop Go」「Surface Laptop Studio」「Surface Hub」「Surface Go」といった最も人気があり、注目度の高いハードウェアラインのみに注力する計画のようです。
先日、Surfaceの産みの親とも言われていたパノス・パネイ氏が同社を退社することが発表されましたが、同氏がMicrosoftを退社する理由としては、新しくニッチで実験的なSurfaceハードウェアを投入出来なくなったことが主な要因とみられており、同氏は常によりユニークなハードウェアのアイデアを推し進めてきたが、Microsoftとしては儲かる製品デザインにしか興味がないとのこと。
なお、今晩の発表イベントでは「Surface Laptop Studio 2」「Surface Laptop Go 3」「Surface Go 4」が発表される予定です。
コメント
コメント一覧 (3件)
Windows/Arm はこのまま無かったことになるのかな
海の親になってます
有難う御座います!
訂正させて頂きました。
今後とも宜しくお願い致します!