Xbox部門のボス、現時点では「Xbox Series X|S」のアップグレード版の必要性がないことを改めて明らかに

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Xbox部門のボス、現時点では「Xbox Series X|S」のアップグレード版の必要性がないことを改めて明らかに

Microsoftの家庭用ゲーム機「Xbox Series X|S」は2020年11月に発売され、発売から約3年が経過していますが、Xboxの最高責任者であるフィル・スペンサー氏が現時点では「Xbox Series X|S」のアップグレード版の必要性がないことを改めて明らかにしました。

これは同氏が欧州最大級のゲームイベント「gamescom 2023」でIGNに対して明らかにしたもので、同氏は現在はストレージを増設した「Xbox Series S」に集中していることを明らかにすると共に、「我々の中ではまだ始まったばかりで、開発者にこのハードウェアに慣れてもらい、その能力を最大限に引き出して貰う必要があると思う」「フレームレートと解像度の向上に関しては、ハイエンドCPU/GPUを搭載したPCで何が起こっているかを見る限りでは必ずしもピクセル数やフレーム解像度だけが問題ではなく、ライティング技術もあると思います。ゲームを素晴らしいものにするには様々な要素が必要で、我々は業界としてそこに十分な余地を持っています。」と述べています。

同氏は今年6月にも「Xbox Series X|S」のサイクル半ばでのアップグレードに必要性を感じていないことを明らかにしており、Sonyは「PlayStation 5」の新モデルの噂が絶えないものの、Microsoftとしては「Xbox Series X|S」の新モデルを早々に投入する予定はなさそうです。

ちなみに、前世代の「Xbox One」の時は、「Xbox One」の発売から約3年後に「Xbox One S」を、約4年後によりパワフルな「Xbox One X」を投入しています。

なお、同社は9月1日に真っ黒な筐体に従来モデルの2倍の1TBのストレージを搭載した「Xbox Series S 1TB (ブラック)」を発売予定です。

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