ソニー、VLOGCAMの最上位モデル｢ZV-E1｣を発表 ｰ フルサイズセンサーやAI技術を搭載
本日、ソニーが、レンズ交換式Vlogカメラの最上位モデル「ZV-E1」を発表しました。
本製品は、Vlogカメラとしては初の35㎜フルサイズセンサーを搭載しているのが最大の特徴で、有効画素数約1210万の35mmフルサイズ裏面照射型CMOSイメージセンサーと、最新の画像処理エンジンBIONZ XRを搭載することで、美しいぼけ表現と高い描写性能を実現しています。
また、常用ISO感度は低感度側80～102400（静止画、動画共通。静止画拡張時40～409600、動画拡張時80～409600）を実現し、暗い場所でもノイズを抑えた撮影が可能で、静止画・動画の両面において、フルサイズならではの主役を引き立てる表現や70本以上の豊富なEマウントレンズ群から多彩な映像表現ができる一台となっています。
15＋ストップのワイドラチチュードによる豊かな階調性能のほか、4K60pに対応するほか、カメラのアップグレードを行うことで4K120pまで対応可能な動画性能を有し、表現したい意図やシーンに合わせて色味をかんたんに設定できる「シネマティックVlog設定」が新機能として搭載されています。
音声面に関しては、高い集音性能を持つ指向性が進化したインテリジェント3カプセルマイクを搭載し、認識した被写体の動きに合わせて、自動で収音する方向に指向性を切り換える「AUTO」モードを備える他、収音する方向に合わせて3方向から手動で指向性を選択することも可能。
さらに、最新のAIプロセッシングユニットを搭載し、「リアルタイム認識AF（オートフォーカス）」で、高精度に被写体を認識するとともに、認識できる被写体として[人物]、[動物]、[鳥]、[昆虫]、[車/列車]、[飛行機]などに対応し、AI技術により、カメラが自動的に構図を変更する「オートフレーミング」機能も搭載されています。
本体は、世界最小・最軽量ボディ（幅約121.0mm×高さ約71.9mm×奥行約54.3mm、重さ約483g）による取り回しの良さを実現しており、タッチ操作ができるバリアングル液晶モニターを搭載する他、5.0段の光学式5軸ボディ内手ブレ補正とアクティブモード手ブレ補正に加えて、「ダイナミックアクティブ」モード手ブレ補正を搭載し、安定したカメラワークを実現します。
なお、カラーはブラック、ホワイトの2色で、ボディのみが33万円前後、FE 28-60mmF4-5.6付属のレンズキットが36万円前後で、4月21日に発売されます。
（予約販売の受付は4月4日10時から）
