【レビュー】安定の品質!! CASEKOOの360度回転リング搭載ケース「Magicstand Pro」のiPhone 17 Pro対応モデル

CASEKOOの背面のリングが360度回転可能なMagicStand内蔵スタンドを搭載したケース「Magicstand Pro」シリーズの「iPhone 17 Pro」対応モデルを提供頂いたので紹介します。
まず、CASEKOOというメーカーを知らない人の為にちょっと紹介しますが、CASEKOOは中高級スマートフォンケースに特化した企業で、最新技術と洗練されたデザインの融合により、ドイツのレッドドット賞を含む多くの海外有名デザイン賞を受賞しており、世界中で高く評価されています。
MagicStand内蔵スタンドのような360度回転可能なリングを搭載したケースは今では多数のメーカーから登場していますが、そのきっかけを作ったのは同社で、元祖というべき立場となっています。

今回紹介するのは「Magicstand Pro」シリーズの「iPhone 17 Pro」対応モデルの中でも指紋や油汚れに強く、サラサラした肌触りが特徴の「Shirudo Magicstand Pro」。「Shirudo Magicstand Pro」とは別に透明のクリアバージョンの「Kōri Magicstand Pro」も用意されています。
ケース背面のMagSafe対応リングが360度回転することが最大の特徴のケースで、リング部分は倒したままMagSafeやQi2の磁石で固定してワイヤレス充電する際に利用出来る他、起こして動画を視聴する際のスタンドとして利用したり、好きな向きに傾けてスマホリングとして利用でき、3つの使い方に対応しています。

熱可塑性ポリウレタン(TPU)とポリカーボネートを組み合わせたケースで、iPhoneに装着しやすいよう側面部分はTPU、背面の半透明の部分がポリカーボネートとなっています。背面のリアカメラ部分は「iPhone 17 Pro」の大きくなったカメラバーに合わせて全面開口したケースも多いのですが、全面開口ではレンズの保護性能が大幅に低下してしまう為、独自の半開口カメラ保護設計により、接地時の傷や摩耗からもしっかり保護するデザインとなっています。

また、背面下部は半透明なマット仕上げで、サラサラした感触で、手触りが良く、指紋が付きにくくなっています。
写真を撮り忘れてしまったものの、四隅のAir-Shock 5.0と側面を包み込むフルカバー設計により、米軍MIL規格を取得した高い耐衝撃性能を実現。最大3.88mの落下試験をクリアしているのも特長です。
本体右側面は電源ボタン部分はカバーされているものの、カメラコントールボタンの部分はくり抜かれており、ボタンを直接触れて操作する仕組みで、カメラコントロールボタンに向かって斜めに削られていることから操作性は特に問題ありません。また、左側面のボタンは全てカバーされていて、その下部に「CASEKOO」のロゴが刻印されています。


本体下部部分はスピーカーとUSB-Cポートの部分がくり抜かれている設計で、USB-Cポート部分の開口部はそこまで大きくないことから、使用するUSB-Cケーブルによってはコネクタ部分が干渉してしまう可能性あり。また、スピーカー用の穴の片方にストラップを取り付けられるようになっています。

ディスプレイ周りはケース側が僅かに高くなっている他、写真では分かり難いものの、四隅の角部分に向けてケースが少し盛り上がっており、iPhoneのディプレイ面を下に向けて置いた際にディスプレイが接触しない設計になっています。
また、ディスプレイの側面部分はケースの高さが少し低くなっているので、ディスプレイ端からのスワイプ操作などに影響のない設計となっており、リアカメラ周りもケース側が2.5㎜出っ張る設計で、iPhoneを置いた際にリアカメラが接触しない設計です。


360度回転するリングはアルマイト(陽極酸化処理)が施されたアルミ製で、高級感のあるデザインとなっています。リング部分は折りたたむと完全にケースとフラットになる設計で、指が引っかかるようなこともありません。


リングの付け根部分の軸受には3万回の開閉耐久があり、ケースの内側には軸受部分は一切飛び出ていない設計で、iPhoneが傷付かないようシールで軸受部分が覆われています。また、ヒンジ部分は簡単に動かないよう少し固めに設定されており、決めた位置で固定出来るので安心です。
リング部分は約100度くらいまで起こすことが可能な上、360度回転出来るので、縦向き、横向きの両方でのスマホスタンドとして利用可能。また、回転軸は45度ごとにカチっと止まる設計になっているので、固定した後も動きにくく、安定性があります。


リング部分には独自のHalbach配列+n58グレード磁石を採用し、業界最強クラス18Nの吸着力を実現しているとのこと。実際にどれほど違いがあるのかは確認する術がないものの、MagSafeアクセサリや車載用充電器等で使用していて外れたり落ちたりするようなことはありませんでした。

なお、Amazonの製品ページでは冷蔵庫やロッカーにも貼り付けられると案内されていますが、確かに「iPhone 16 Pro」向けまではカメラ部分の出っ張りが1.8㎜と低かったので問題なく貼り付けることが出来ましたが、今回試した「iPhone 17 Pro」用はカメラ部分の出っ張りが2.5㎜と少し高くなっており、カメラ部分が接触しない形であれば貼り付けることは出来るものの、冷蔵庫の扉のどこにでも貼り付けられるという訳ではないので注意が必要です。
去年も「iPhone 16 Pro」向けのモデルをレビューしましたが、ケースおよびリングとも造りがしっかりしていて手触りが良いというのが第1印象。ここ1年で各社から同じような360度回転リングを搭載したケースが多々登場している中、本製品は価格は少し高めですが、高いだけはあると納得出来る設計となっているので、360度回転リング搭載ケースを検討しているのであれば候補の1つに入れても良いと思います。
今回レビューしたのはブルーモデルですが、カラーラインナップは他にホワイト、ブラック、オレンジの計4色で、iPhone 17とiPhone AirとiPhone 17 Pro Maxにも対応しています。
価格は7,699円(税込)ですが、Amazonでの決済時にクーポンコード「AG2UR3XT」を入力することで5%オフで購入可能です。
【カラーラインナップ】
・ブラック・ブルー・ホワイト・オレンジ
【対応機種】
・iPhone 17/iPhone 17 Pro/iPhone 17 Pro Max/iPhone Air
【販売価格】
・7,699円(税込)
【販売チャンネル】
・Amazon
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