OpenAIとアイブ氏のAIデバイス、ペンダント型のモバイル端末やスマートスピーカー型など複数の製品が開発中
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先月、OpenAIがAppleの元デザイン責任者であるジョナサン・アイブ氏が昨年に立ち上げたデザイン企業「io」を買収すると発表し、アイブ氏は新しいAIハードウェアデバイスを開発するプロジェクトに取り組んでいますが、BloombergのMark Gurman氏が、アイブ氏が開発している製品に関する情報を報告しています。
Mark Gurman氏によると、アイブ氏はOpenAI向けの画期的なAIハードウェア製品の開発を主導しており、そのうちの1つはペンダント型のモバイル端末になるとのこと。
このデバイスは首から下げる形で装着でき、音声コマンドでChatGPTにアクセスできる模様。
また、別の製品としては、スマートスピーカーのように使える家庭用デバイスも開発されており、テーブルに置いてChatGPTを使ってさまざまなタスクを実行できるようです。
さらに、OpenAIはロボットデバイスの開発にも着手しているようで、Gurman氏はこのロボットについて、「AIを通じて人間と関係を築くマシーンになる可能性がある」と述べていますが、市場投入にはまだ時間がかかるとみられています。
なお、OpenAIとアイブ氏が開発しているデバイスについては、先日にもアナリストのMing-Chi Kuo氏が試作機に関する情報を報告しており、その際の情報によると、試作機は「AI Pin」より少し大きく、iPod Shuffleのようにコンパクトでエレガントな形状となっており、2027年に量産が開始される見込みとのことでした。
まだまだ詳細は不明ですが、今後数か月でさらに詳しい情報が出てくるものと予想されます。
[via Neowin]
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