ソニー、新型フラッグシップワイヤレスヘッドホン「WH-1000XM6」を正式発表|新チップ搭載でノイキャンやマイク性能強化&折りたたみ構造採用

ソニーが、フラッグシップワイヤレスヘッドホンの最新モデル「WH-1000XM6」を正式に発表しました。
「WH-1000XM6」は、新たに「QN3」プロセッサを搭載し、「WH-1000XM5」に搭載されていた「QN1」プロセッサと比べて約7倍の処理能力で、左右あわせて12個(WH-1000XM5は8個)のマイクを使用することで、より自然かつ高精度なノイズ制御を実現しています。
通話時のマイク性能も強化されており、AIによるビームフォーミングマイクを6基搭載し、騒がしい場所でもクリアな音声を届けてくれます。
また、独自の「Adaptive NC Optimizer」機能により、周囲の環境に応じたノイズキャンセリング最適化が可能な他、自然さが向上したアンビエントサウンドモードも搭載しています。
30mmドライバーの振動板剛性が高められており、より滑らかでディテールの際立った中音域と引き締まった低音を実現しています。
デザイン面では二重ヒンジ構造を採用し、本体を折りたたんでコンパクトに収納できるようになりました。また、ヘッドバンドも太くなっており、フィット感を改善されている他、装着時の安定性が増し、より自然な密閉感が得られる設計となっています。

対応コーデックはSBC、AAC、LDAC、LC3で、Bluetoothはv5.3をサポートしています。本体重量は254gで、付属の3.5mmオーディオケーブルを用いることで有線接続も可能です。
バッテリー駆動時間は、ノイズキャンセリング機能をオンにした状態で最大30時間、オフ時で最大40時間の再生が可能で、3.5時間でフル充電が可能な他、3分間の急速充電で3時間再生可能な急速充電機能も搭載しています。
カラーラインナップはブラック、プラチナシルバー、ミッドナイトブルーの3色展開。価格は450ドル(約65,000円)で、「WH-1000XM5」からは50ドル値上げされており、海外では本日より注文受付が開始されています。
なお、日本では本日午前9時に正式に発表され、価格や発売日が明らかになる予定です。
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